これが世界一美しい女性型ロボット???
京都大学ベンチャー、ロボ・ガレージは、細身の美しい外観としなやかな動きを特徴とする女性型の小型二足歩行ロボット「FT」を、京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーにおいて発表した。
「FT」とは、Female Typeの頭文字をとったもので、その名の通り女性らしいシルエットを持ったロボットである。この「女性らしさ」という点は、「FT」の最も重要なテーマであり、設計開発者のロボ・ガレージ代表、高橋智隆氏がこだわったポイントでもあるという。
「長い髪や胸があるから女性だとか、スカートのような外装だから女性だとかではなく、スタイルからわかってもらおうと考えました。最もこだわったのは足のラインです。具体的には、少し内股気味に立つことであるとか、足の付け根が腰の外側から伸びているところですね」(高橋氏)
“世界一美しいロボット”という、自信に満ちたキャッチフレーズとともに公開されたデモンストレーションはいわゆる“歩行”と“方向転換”のモーション。だが「FT」が行なう動きは、腰を使ってお尻を振るような“モデルウォーク”、そしてメリハリの利いた“ターン”と表現したくなるものだった。
高橋氏の持つ、ひざを伸ばした美しい歩行を実現する特許技術「SHIN-Walk」をベースに作られた“モデルウォーク”は、プロモデルの歩き方を参考にし、モデル自身に「どこに気をつけて動いているか」をリサーチしたうえで製作されたもの。さらに実際のモーションもモデルの方にチェックしてもらうなどのブラッシュアップも重ねたという。
こじつけ?ちょっと残念。
京都初の女性型ロボットなら、舞妓さんを思い浮かべるようなものでないと、”世界一美しい女性型ロボット”というキャッチから創造して、いざ見たらがっかりになってしまいます。(モノは言いようとも言いますが、これには後がありませんね)
最初のツカミはOKですが、次に繋げないといつまでも研究で、社会やビジネスには受け入れられませんゾ!