雪の後の井の頭へ

　　　　　　　　　　　　　　またまた雪の予報が流れる中で




　　　　　　　　　　　　　　今歩かねばと井の頭へ




　　　　　　　　　　　　　　行ってみれば木々枝は折れ落ちて




　　　　　　　　　　　　　　真っ盛りの梅の枝さえも
　　　　　　　　　　　　　　雪の上に横たわって




　　　　　　　　　　　　　　いつもなら見あげて写す梅の花




　　　　　　　　　　　　　　見下ろして写すことに
　　　　　　　　　　　　　　雪のすごさを知る



　　　　　　　　　　　　≪今日のメジロたち≫



　　　　　　　　　　　　　　来るかしら・・
　　　　　　　　　　　　　　思う間もなくやってきた




　　　　　　　　　　　　　　ヒヨも二羽うろうろ
　　　　　　　　　　　　　　最初はメジロにねと




　　　　　　　　　　　　　　そのうちニャン子も来て
　　　　　　　　　　　　　　あ～落ち着きがない




　　　　　　　　　　　　　　ゆっくり食べなよと
　　　　　　　　　　　　　　しばらく見張り
　　　　　　　　　　　　　　最後はヒヨに譲って

すっかりメジロ日記になったけど・・

　　　　　　　　　　　　　　　積もりに積もった雪も融け始め




　　　　　　　　　　　　　　　キラキラ輝くしずくとなった雪を背に




　　　　　　　　　　　　　　　今日もやってきたメジロカップル




　　　　　　　　　　　　　　　ところが食べ残しを皮ごと持ち去る・・




　　　　　　　　　　　　　　　ヒヨドリカップルが味をしめ早めの到着




　　　　　　　　　　　　　　　素早く立ち去るメジロたち・・どうしよう・・




　　　　　　　　　　　　　　　可哀そうとは思いつつヒヨは残りよと追い返す




　　　　　　　　　　　　　　　戻らぬメジロたちに・・明日からどうなる・・

ゆ～きや こんこ♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　なんだってほどほどに




　　　　　　　　　　　　　　　　　降り過ぎの重たい雪に




　　　　　　　　　　　　　　　　　大好きな雪だってほどほどに




　　　　　　　　　　　　　　　　　でもこの寒い雪だからこそ




　　　　　　　　　　　　　　　　　ムクゲはミカンの木になってもらおう




　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカンの木に変身したらやって来た




　　　　　　　　　　　　　　　　　可愛いあの子たち雪の中でも元気




　　　　　　　　　　　　　　　　　消えては戻り消えては戻る




　　　　　　　　　　　　　　　　　チッチチッチと大きな声で囀りながら

かがやき

　　　　　　　　　　　　　　　風邪をひき・・雪が降り・・




　　　　　　　　　　　　　　　ようやく体調が戻り・・




　　　　　　　　　　　　　　　と思ったらまた雪が降り・・




　　　　　　　　　　　　　　　なんとも冬らしい毎日！




　　　　　　　　　　　　　　　こんな陽に輝く花を見たのは
　　　　　　　　　　　　　　　いつのことだったか・・




　　　　　　　　　　　　　　　寒さに首をすくめながら撮った花




　　　　　　　　　　　　　　　そんなことは大した寒さではなかったと




　　　　　　　　　　　　　　　ここ数日の寒さに恋しいあの寒さ




　　　　　　　　　　　　　　　あの日差しを受けた花の輝きも

気持ちそろえて・・・いち・・にぃ・・

　　　　　　　　　　　　　　　あっち見て・・




　　　　　　　　　　　　　　　こっち見て・・




　　　　　　　　　　　　　　　よしっ・・食べるっ！




　　　　　　　　　　　　　　　そしてもう一口っと




　　　　　　　　　　　　　　　それっ・・あっち見て・・




　　　　　　　　　　　　　　　こっち見て・・
　　　　　　　　　　　　　　　あれっ・・ちと・・ずれる
　　　　　　　　　　　　　　　マイナス一点！




　　　　　　　　　　　　　　　あ～～反対だぁ～
　　　　　　　　　　　　　　　マイナス二点！！




　　　　　　　　　　　　　　　それっジャンプ！
　　　　　　　　　　　　　　　息ぴったり・・プラス二点♪

ふわっふわっふわっ

　　　　　　　　　　　　　　　ふわっふわっふわっ♪




　　　　　　　　　　　　　　　手のひらに乗せたいほど可愛い子が




　　　　　　　　　　　　　　　ガラス越しにこちらを見ている




　　　　　　　　　　　　　　　目が合っても逃げもせず




　　　　　　　　　　　　　　　ときどき周りを見回して




　　　　　　　　　　　　　　　もう目が離せない




　　　　　　　　　　　　　　　毛糸玉のような




　　　　　　　　　　　　　　　ふわっふわっふわっ♪

メジロくん食後のひと休み

　　　　　　　　　　　　　　　夢中でミカンを食べると




　　　　　　　　　　　　　　　スッーと飛び去るものと思っていれば




　　　　　　　　　　　　　　　じゃまするものなどいないと知ると・・




　　　　　　　　　　　　　　　どうやら気に入っていただけたようで




　　　　　　　　　　　　　　　の―びのーびの毛繕い




　　　　　　　　　　　　　　　日差しを背中に受けて気持ちよさそう




　　　　　　　　　　　　　　　そおーっと・・・そのままに・・・

な・か・よ・し

　　　　　　　　　　　　　　　ガラス窓からほんの３０センチほど




　　　　　　　　　　　　　　　こぼれ種から育ったむくげの木が




　　　　　　　　　　　　　　　葉を落した枝にミカンを刺して数分




　　　　　　　　　　　　　　　警戒心もなくやってきたメジロのカップル




　　　　　　　　　　　　　　　一羽が見張り一羽が食べる




　　　　　　　　　　　　　　　少しお腹がいっぱいになると




　　　　　　　　　　　　　　　二羽がそろってひと休み




　　　　　　　　　　　　　　　これがほんとに可愛い




　　　　　　　　　　　　　　　ときどきいねむり・・
　　　　　　　　　　　　　　　邪魔しないからどうぞゆっくりと

クリーム色の輝き

　　　　　　　　　　　　　　　花開いて時を経た蠟梅の花




　　　　　　　　　　　　　　　光を受け透明度を増して




　　　　　　　　　　　　　　　ロウ引きの紙のような質感が美しい




　　　　　　　　　　　　　　　クリームのワックス紙など




　　　　　　　　　　　　　　　花びら型に切りぬいて重ねたら




　　　　　　　　　　　　　　　こんな風になるのだろうか




　　　　　　　　　　　　　　　摺りガラスの照明カバーなども




　　　　　　　　　　　　　　　イメージ膨らむ輝く蠟梅の花

昨日の花と

　　　　　　　　　　　　　　　あれっ？と一瞬




　　　　　　　　　　　　　　　この花を撮ったのはいつのことだったか？




　　　　　　　　　　　　　　　記憶を辿るほどのこともなく




　　　　　　　　　　　　　　　昨日だったと答えが出る




　　　　　　　　　　　　　　　あれっ？は気候の違いに記憶混乱




　　　　　　　　　　　　　　　今日の白い世界・・飛びだしたい・・




　　　　　　　　　　　　　　　けど・・あまりの降りに雪かきで断念




　　　　　　　　　　　　　　　昨日の小さな白い密やか花を眺めて