四季折々

~感じるままに~

ジベレリン一発処理~安芸クイーン

2023-05-22 06:00:00 | ぶどう・野菜
昨日午前、ぶどう(安芸クイーン)のジベレリン処理を行いました。
種なし化と果粒肥大化促進のために行うものです。
今年は2回処理はやめ、フルメットを加用して一発処理としてみました。

花房の状態~満開から4~5日目の処理が適期とのこと。花房はこんな状態でした。

これは5月17日に満開となり、昨日で4日目でした。
昨日はこの前日満開の5日目の房と4日目のものを処理しました。処理した証に上方の支梗を除去しました。

処理の方法~ジベレリンにフルメットを加用した溶液に浸しました。

ジベレリンもフルメットも、ぶどうの無核化(種なし)と果粒肥大化促進を進める植物成長調整剤です。
溶剤の濃さについては、それぞれに定められており(ジベレリン25PPm、フルメット10PPm)、そのとおりとしました。

花キャップの除去~浸漬後は残っている花キャップを除去しました。

粒の先に茶色ぽいものがついていますが、花キャップです。
このままにしておくとこびりつく可能性があり除去した方が良いそうです。

指先で触れると簡単にとれます。こんなにきれいになります。


処理した証に除去した支梗を集めて数えてみると45個ありました。

あと同じくらい残っているので、明日あたり残りを処理する予定です。

昨年までは、ジベレリンだけで満開時に種なし化のため1回目を、

その10~15日後に肥大化促進のための2回目を行っていましたが・・・
フルメットを加え一発処理が可能なことを知りました。
この処理だと粒がこれまでほど大きくならないそうですが、色つきや味はよくなるとか。
作業も省力化となり、楽しみが増えました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メジロが玄関脇で子育て中 | トップ | 吾妻山登山 »
最新の画像もっと見る

ぶどう・野菜」カテゴリの最新記事