安芸クイーン(ブドウ)が半数余り満開となったので、1回目のジベレリン処理を行いました。
ジベレリン処理は、種なし化、着粒安定、成熟促進のために行うものです。ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤で、有害なものは含まれていないそうです。
この状態が満開の状態です。満開から3日以内に1回目のジベレリン処理を行います。
房づくりを行った際、全ての房の上方の支梗を1個だけ残しておきました。
たくさんの房は、いっぺんには満開にならないため、1回目のジベレリン処理は3~4日かけて行うようになります。
そのため処理が終わった房は、終わった印にこの支梗を切り取ります。
ジベレリンの水溶液に手作業で一房ずつ浸します。
10~15日後に2回目の処理を行います。
粒についている花キャップ
をそのままにしておくと、実にこび
りつくので、処理後に除去します。
キャップは、指で簡単に取り去ることができます。こんなにきれいになりました。
今日除去した支梗は37個でした。
あと同じくらい残っているようです
。
この数を集約すると、房数が判明します。実らせすぎにしないための参考になります。