四季折々

~感じるままに~

1回目のジベレリン処理を行いました。

2014-05-22 21:54:35 | ぶどう・野菜

安芸クイーン(ブドウ)が半数余り満開となったので、1回目のジベレリン処理を行いました。
ジベレリン処理は、種なし化、着粒安定、成熟促進のために行うものです。ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤で、有害なものは含まれていないそうです。

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この状態が満開の状態です。満開から3日以内に1回目のジベレリン処理を行います。

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房づくりを行った際、全ての房の上方の支梗を1個だけ残しておきました。

たくさんの房は、いっぺんには満開にならないため、1回目のジベレリン処理は3~4日かけて行うようになります。

そのため処理が終わった房は、終わった印にこの支梗を切り取ります。











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ジベレリンの水溶液に手作業で一房ずつ浸します。 10~15日後に2回目の処理を行います。

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粒についている花キャップ をそのままにしておくと、実にこび りつくので、処理後に除去します。

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キャップは、指で簡単に取り去ることができます。こんなにきれいになりました。

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今日除去した支梗は37個でした。 あと同じくらい残っているようです 。
この数を集約すると、房数が判明します。実らせすぎにしないための参考になります。

コメント
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