『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【1294】信じる心の偉大さ

2008-02-07 04:55:53 | 思索
第二章『意識』(その4)

『人類の不幸はすべて、自らを信じられないところから、生じているのである。
信じる心とは、見えるものと見えないものを結ぶ光明なるエネルギーである。

信じられない心とは、見えるものと見えざるものを結ぶエネルギーが否定的なのである。

人類が物質に執着し、闘争に明け暮れ、苦悩多き、病多き、不幸にして不調和な日々を送っているのは、
自らの内にある崇高なるもの、高貴なるもの、絶対なるもの(我即神也)を信ずる心を失った証拠である。

こうした誰の心の中にも等しく存在している高貴なる心を信じられなくなった時、人は物質に執着し、
闘争するのである。

信ずる心とは、実に偉大なる心である。
それは、不可能を可能にし、望むものを創造し、成就してゆくエネルギーそのものだからである。
人類のこの信じる心こそが、発明発見を通して、あらゆるものをこの世に存在せしめてきた力である。

また、この信ずる心は、それを用いれば用いるほど、その力は養われ、磨かれ、高め上げられ、協力となる。
そして、遂には、信ずる通りのことが、自らの人生に実現してゆくのである。

このように、自らを信じる心が、自らにもたらす功績は大である。』

(『白光』平成11年12月号 P16)

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