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11025、地熱発電、大手企業相次いで参入、潜在地熱発電量、原発20基分、2000万KW、

2011年10月10日 19時30分34秒 | thinklive

開発公表企業は、丸紅を始め、国際石油開発、出光興産は北海道赤井川村周辺。JFEエンジ、岩手県八幡平市、三菱マテリアルと東北電力は秋田県内で井戸の掘削を開始、

地熱発電のコストは、20円/KW、太陽光発電の、40円/kwの1/2、地熱資源の所在地はその8割が、国立、国定公園内にあり、魚業権や水利権、騒音被害などの環境権の問題も比較的に少ない、地熱資源は、インドネシア、米、についで3位でありながら、発電量は、50万kw、インドネシアの2%程度に過ぎない、原発国策のために開発が遅れていた、あるいは阻害されていた?

大手商社の丸紅が、道内での地熱発電事業に乗り出した。現在は発電所の候補地を選定中で、掘削調査などを経て、早ければ2013年ヲメドに道内、東北で着手する。電力会社に再生可能エネルギーの全量買い取りを義務付ける制度が導入されるのを追い風に、事業参入する。 1事業所で投資額は、100億円規模、

 丸紅はこれまで、フィリピンとコスタリカで地熱発電を手掛けてきた。16年にはインドネシアにも出力22万キロワットの発電所を稼働させる。これは日本の約50万世帯をカバーできる電力供給量に当たる。

丸紅、インドネシアで,22万kwの地熱発電事業に参画

丸紅は、2011年6月13日付で、インドネシアのPT. Supreme Energy並びにフランスのGDF Suezと、インドネシアの南スマトラ州に於けるRantau Dedap地熱資源区の開発および、地熱発電所の建設に向けた共同開発契約を締結致しました。
本案件は、Supreme EnergyとGDF Suezの2社が競争入札を経て2010年12月にRantau Dedap地区の地熱資源の開発権を獲得したもので、この度の共同開発契約の締結をもって、当社が正式に同プロジェクトに参画することとなります。
今後、コンソーシアムは、2016年の商業運転開始を目指し、Rantau Dedap地区の地熱資源の開発、出力22万キロワット規模の発電所の建設および、インドネシア国有電力会社(PLN)との間で長期売電契約の締結を行う予定です。

世界最大の地熱資源を有するといわれるインドネシアでは、伸長著しい電力需要を背景に、地熱発電所の開発促進に向けた制度基盤の拡充が積極的に進められています。本案件は、インドネシア政府の主導する電源開発計画(第2次クラッシュプログラム)の一翼を占めており、世界21カ国で独立発電事業を展開する当社と、インドネシアの地熱資源の開発に豊富な知見と経験を持つSupreme Energy、世界有数の総合エネルギー企業であるGDF Suezが強固なパートナーシップを構築することにより、本件の推進を通してインドネシアの電力の安定供給、クリーンエネルギーの開発促進に貢献してまいります。

丸紅はフィリピンの33万kwのTiwi地熱発電所のリハビリPjの追加契約

丸紅は、フィリピン国営電力公社がルソン島南部に所有するTiwi地熱発電所のリハビリテーションプロジェクトの追加契約を受注した。契約金額は約13億円で、資金は国際協力銀行による円借款。

Tiwi地熱発電所は、総設備容量330メガワットの発電所。70年代に建設され、老朽化により出力が低下したため、既に丸紅が東芝とともに蒸気タービンローターの交換を中心とした主要機器のリハビリテーション作業を実施してきた。今回の契約は、さらに追加作業を行うもの。

フィリピンでは、現在地球温暖化に影響を及ぼす化石燃料による発電から自然エネルギーや再利用可能資源を活用した発電の強化へと国策を進めている。特に地熱発電については米国に次ぐ世界第2位の発電所保有国。発電設備総出力の約3割が地熱発電によるもの。

Tiwi地熱発電所は同国の地熱発電設備の中でも最大規模のもの。リハビリテーションによる出力向上や効率の改善により、電力の安定供給が図れる  

 


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