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20756、東急コミュニティ、同業中堅「ユナイテッド」買収、管理戸数45.3万戸、首位へ

2013年01月31日 16時23分41秒 | thinklive

*国内における住宅市場の低迷をどう克服するか、寡占化へ向う1つの典型事例?

東急コミュニティー、マンション管理中堅を買収
*日経、2013/1/30 23:16

 東急不動産グループのマンション管理大手、東急コミュニティー(管理戸数、30.4万戸)は30日、中堅マンション管理会社のユナイテッドコミュニティーズ(東京・品川)を約360億円(管理戸数,14.9万戸)で買収すると発表した。買収により、マンション管理戸数で大京グループを抜き国内1位に躍り出る。マンション新築販売が伸び悩むなか、管理業務をグループ事業の中核の一つに据える。

 2月28日付でアドバンテッジパートナーズ系ファンドなどが保有する約15億6千万株を全株取得する。取得額は一部費用を含め361億6千万円。自己資金と金融機関の借入金で賄う。

 ユナイテッドコミュニティーズは傘下にコミュニティワン(東京・品川)など3つの管理会社を抱える。管理戸数は合計で約15万戸。東急コミュニティーグループの管理戸数は約30万戸で業界3位。買収で東急コミュニティーグループの管理戸数は約45万戸となり、現在、4位から、トップの大京グループ(40.8万戸)と2強を形成する。3位の日本ハウジングGが37.9万戸、4位、大和ハウスG、

5位、長谷工G、

 買収により管理収入を取り込むとともに、管理組合や専有住戸向けの各種サービスを提供し収益源を増やす。東急コミュニティーは現在、専有住戸の居住者向けに、水回り設備のトラブル時の緊急駆けつけや家事代行といった各種生活支援サービスの提供を強化している。こうしたノウハウを買収先とも共有、サービスの提供先を拡大する。

 


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