韓国の物流大手、カタールの22年ワールドカップ向け建設資材物流、600億円超で受注、

■現代グロービス（韓国物流大手）は、カタール国営企業ＱＰＭＣと５億ドル（約600億円）規模の輸送契約を結んだと発表した。16年１月から５年間で5000万トンの骨材をアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）やオマーンからカタールに運ぶ。

　「パナマックス」と呼ぶ大きさのばら積み船20隻余りを投入し、年間輸送回数は約160回に及ぶという。

　カタールでは22年にサッカーワールドカップが開かれる。競技場など関連設備の整備に向けてカタール政府が設立したのがＱＰＭＣだ。現代グロービスは「ＵＡＥドバイの事務所を拠点に今後も中東での受注を拡大したい」としている。（ソウル＝小倉健太郎）

韓国の現代グロービスは19日、ポーランドを拠点に物流事業に携わるアダムポールの買収を発表した。買収額については非公開となっているものの、現代グロービス側はアダムポールの企業価値について、およそ7000万ユーロにのぼるとの見方を明らかにしている。

アダムポールはポーランドの首都ワルシャワの北東、ビアウィストックに本社を置き、トヨタやBMW、ゼネラルモーターズをはじめとする大手自動車メーカーの輸送業務を手掛けている。同社では1年当たりおよそ40万台の自動車輸送を行っており、昨年の売上高は1億ユーロを超える。これは欧州の同業で10番以内に入る規模だ。

 

業種別指数比較リターン

 

 

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企業概要 

現代グロービス［ヒュンダイ・グロービス］（Hyundai Glovis Co., Ltd.）はロジスティクス会　社。国内外ロジスティクス・サービスの提供に従事。主なサービスは、国内輸送、倉庫保管、梱包、自動車ロジスティクス、ロジスティクス・コンサルティングなど。中古自動車オークションも手掛ける。