近鉄エクスプレス、シンガポール,NOLかたAPLロジ買収、北米航路に強い、イイ買収！

＊市場も評価、売却した親会社の、ネプチューンの株価も急騰している、

近鉄エクスプレス株価推移　5,450前日比+330（+6.45%）

1株利益280.46　配当44　利回り0.81

近鉄エクスプレスは１７日、シンガポールの海運会社ネプチューン・オリエント・ラインズ（ＮＯＬ）の子会社であるＡＰＬロジスティクスの全株式を取得し、買収すると発表した。買収額は１２億ドルで約１４００億円）で、６月に株式が譲渡される見通し。ＡＰＬロジスティクスは北米やアジアを中心に自動車や衣料品の国際物流に強みがある。買収により、同社の顧客網や陸送も含めたトータルの物流のノウハウを取り込む。

　ＡＰＬロジスティクスは、１３年１２月期の売上高が約１８６０億円。売り上げの６割を北米事業が占め、自動車や衣料品などの企業を顧客に持つ。ＮＯＬは海運市況の低迷などから、主力のコンテナ船事業が不振で、ＡＰＬロジスティクスの売却を決めた。同社が傘下に入ると、近鉄エクスプレスにとって最大の子会社となる。
　近鉄エクスプレスは、航空会社や海運会社からスペースを買い取って販売するフォワーディング事業が中心で、おもに電子部品などを取り扱う。今回の買収により、フォワーディングに加え、陸送も含めた物流事業を強化する。