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東京ガス、15/3期、増益へ上方修正、原油安、経常で775億円押し上げ!料金値上げは?

2015年01月31日 17時28分44秒 | thinklive

株価推移  706.3前日比+3.7(+0.53%)

1株利益41.94 配当10 利回り1.42 

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東ガス  が1月30日後場に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比38.1%減の514億円に落ち込んだ。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1370億円→1670億円(前期は1596億円)に21.9%上方修正し、一転して4.6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の643億円→943億円(前年同期は946億円)に46.6%増額し、減益率が32.0%減→0.3%減に縮小する見通しとなった。

東京ガスは30日、15年3月期の連結業績予想を上方修正した。純利益は12%増の1220億円と、1030億円だった従来予想から一転増益の見通しだ。3年連続で最高益を更新する。原油安で採算が大幅に改善する。海外でのLNGの開発も好調だった。原油安は今期、経常利益段階で約775億円の利益押し上げ効果を見込む。

 

 

 同日発表した14年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期比32%減の377億円だった。原油安のプラス効果は遅れて出てくるため、円安によるコスト増の影響が先行した。カナダのシェールガス開発に伴う損失21億円も計上した。東京電力の火力発電所向けのガス販売が伸びたが、補えなかった。


 


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