*可成科技(キャッチャー・テクノロジー、台湾の金属きょう体メーカー) 2014年4~6月期の営業利益は前年同期比42%増の51億台湾ドル(約173億円)と過去最高だった。スマホ、やパソコン向けの需要が伸びた。
*パソコンなど金属筐体では世界最大手、鴻海などを含め金属筐体の台湾勢のシェアは、90%である、
売上高は27%増の133億台湾ドルで、これも過去最高を記録した。純利益は横ばいの36億台湾ドルだった。純利益率は、実に、27%前年同期は10億台湾ドルの為替差益があったため。
14年下半期の業績についてはアップルの新型「iPhone(アイフォーン)」向けのきょう体輸出が本格化するため、楽観するアナリストが多い。
同社は今年9月末の生産能力を昨年末比で30%以上増やす予定。(台北=呉詠航)
* [台北 27日 ロイター] 米アップルに部品を供給する台湾の可成科技、は27日、中国東部の蘇州市に抱える工場の1つで発生したガス漏れ事故で負傷者が出たとの報道を認めた。事故は生産の過程で起こったものではないとしている。新華網が26日遅くに伝えたところでは、この日に汚水処理の過程で塩素ガス漏れが発生、1人が死亡し、4人が昏睡状態に陥った。 可成科技のコーポレート・ファイナンスの副責任者、James Wu氏はロイターに対し、生産や使用されている原材料に起因するものではなく、廃棄物処理の段階で発生したとコメント。負傷者の数やその内容は明らかにしていなかった。
可成科技はその後に公表した声明によると、事故で5人の従業員が巻き込まれた。声明は「事故は廃棄物処理施設で起こったもので、生産過程や工場、原材料に直接絡むものではない。これは唯一、単独で起こったもの」としている。可成科技が蘇州市に抱える別の工場では昨年10月、近隣住民からガス排出時の強い異臭に関する苦情が出たことを受け、一時的な閉鎖が命じられていた。
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1984、可成公司が台南市海中街77巷60号に創立 コンピュータに必要なアルミニウムダイカスト品の研究開発を開始 |
1986年: | ハードディスクドライブシャーシ部品の量産開始と同時にマグネシウム合金ダイカスト技術の研究開発に取り組む |
1989年: | 台南県永康市環工路79号(1500坪)に移転 ドイツ製マグネシウム合金熱式ダイカスト機を購入 |
1990年: | 積極的な海外市場への開拓により、国外から携帯電話用のマグネシウム合金ダイカスト品の大型オーダーを獲得 マグネシウム合金ダイカスト技術の成熟により国際的な競争力を備える |
1991年: | アルミニウム合金ハードディスクドライブのベース及び磁気ヘッドアームの輸出開始 |
1992年: | ハードディスクドライブ大手メーカーからの認証取得、大量出荷 |
1994年: | DNVI ISO9002を取得 |
1995年: | 宏碁電脳(ACER)社との提携により、ノート型コンピュータ用マグネシウム合金ダイカスト品を開発 |
1996年: | 経華路2-1号(870坪)に第2工場を設立 マグネシウム合金製ノート型コンピュータ用シャーシを正式に量産 |
1997年: | 資本金19,200万台湾ドルに増資 BVQI ISO9001を取得 社名を可成科技股有限公司に変更 店頭登録申請と同時に公開 |
1998年: | 環工路5号に第3工場(930坪)を設立 経中路12号に第4工場(870坪)を設立 資本金を327,030万台湾ドルに増資 中華開発工業銀行が法人株主になる |
1999年: |
COMPAQ, DELLとの提携により、マグネシウム合金製ノート型コンピュータ用ケースの生産開始 スマホ向け金属筐体は13年頃参入、台湾の宏達電子やsonyに供給、 |
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