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大阪、北摂の、東芝、パナソニック工場跡地、約、50万m2、一部物流施設含む都市エリアに変貌

2014年06月21日 15時36分28秒 | thinklive

大阪・北摂の電機メーカーの工場跡地を再開発する動きが広がっている。大阪府茨木市にある東芝の工場跡地(約18万5000平方㍍)は、東芝が住宅や学校、病院などを誘致し、「スマートコミュニティー」の建設を計画しており、新設に向けて擁壁や道路改良工事を竹中工務店の施工で進めている。

東芝は2008年に茨木市太田東芝町と城の前町2にある大阪工場を閉鎖、跡地をスマートコミュニティー関連事業の拡大を目指している同社のモデルケースとして活用する。太陽光発電を備えた住宅や商業施設、病院、学校などを整備する。敷地内に500戸程度の住宅を建て、電力やエネルギーの需給を効率よく制御するスマートグリッド(次世代送電網)を導入する。総事業費は500億円規模を想定している。

現在は東芝が発注した「太田東芝町周辺擁壁及び道路改良工事 東芝茨木 太田東芝児童遊園擁壁工事」を日建設計シビルの設計、竹中工務店の施工で太田東芝町の敷地内で進めている。工期は14年中を見込む。敷地北東隅にある児童遊園は3月10日から7月末まで閉鎖し、リニューアルする。城の前町2の敷地はすでに更地化しているが、現時点では工事の動きはない。東芝大阪工場は1961年に進出、冷蔵庫などを製造していた。現在は城の前町2の敷地南側で東芝ロジスティクスの東神センターだけが残っている

* 1952年に設立したパナソニックの高槻工場は、JR東海道本線の摂津富田駅の北側に位置する。所在地は高槻市幸町。敷地約19万4000平方㍍のうち約10万平方㍍について、土壌汚染対策を済ませた上で売約する。売却額は百数十億円規模とみられる。生産を海外にシフトしてきたことから事業規模が縮小していた。追手門学院(茨木市)や高槻赤十字病院(高槻市)を候補に交渉中。

追手門学院はキャンパスが茨木市中心部から4㌔ほど離れ、交通の便が悪い大学の既存学部や中学・高校(計約7500人)を移転する内容で交渉中。高槻赤十字病院も既存の施設は同様にアクセスに課題があるほか、老朽化も進んでいることから移転を検討している。現在の病院は地下1階地上7階建て延べ3万0154平方㍍。病床数は440床。所在地は高槻市阿武野1-1-1で敷地面積が5万8841平方㍍。高槻赤十字病院に対しては東芝も茨木工場跡地への移転を打診したもようだ。

パナソニックの茨木工場(約12万平方㍍)の6割、7万m2を大和ハウスに売却予定、大和ハウスは5F前後の物流施設を建て、ヤマトHDに賃貸する、同社の関西における最大の物流拠点、

残る5万m2は、茨木市や子会社のパナホームなどへの売却を検討、好況施設や住宅、敷地内の電波実験施設はパナソニックが引き続き使用、



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