相鉄HD株価推移
相鉄ホールディングス(横浜市西区)は30日、JTBの100%子会社でホテル事業を展開するサンルート(東京都渋谷区)の全株式を9月1日付で取得すると発表した。取得額は非公表。2020年の東京五輪を見据え、ホテル需要の取り込みを狙う。
サンルートは国内外66カ所でホテルを展開し、部屋数は1万550。相鉄HDも神奈川、東京、千葉の15カ所でホテルを展開しているが、部屋数は2549。買収により国内のホテルチェーンでは、部屋数は全国5番目の規模になるという。サンルートの名称は引き続き使用する。
相鉄HDは鉄道の乗客数は頭打ちのため、ホテル事業を収益の柱に育てたい方針。峯岸恭博・経営戦略室部長は「海外から日本への観光客が増えている。東京五輪もあり、宿泊需要は堅調に推移するとみて投資した」と話した。*朝日新聞
*相鉄HDの特徴、
相鉄本線が乗り入れる横浜駅付近の一等地に数多くの不動産を持つ大地主であり、相鉄グループ内唯一の上場企業(東証1部)である。
サンルートホテルチェーンは、旧日本交通公社と旧第一ホテルの合弁で設立された株式会社サンルート(SUNROUTE Co.,LTD)(東京都渋谷区代々木2丁目22番8号 代々木かえつビル2階に本社を置く)が運営するホテルチェーンである。現在は旅行業大手のジェイティービーの完全子会社である。
創業時から何度もホテルの経営方針やレベルの変更が行われた経緯もあり、開業時期ごとにシティホテル級のレベルのホテルと、ビジネスホテル級の施設のホテルが混在しており、ホテルチェーンのイメージ統一は図られていない。
2014年9月1日付でジェイティービーが保有するサンルートの株式を相鉄ホールディングスへ譲渡し、相鉄ホールディングスの完全子会社となる予定である[1]
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