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三菱日立製鉄機械とシーメンス製鉄機械事業統合、重工株価下落?

2014年05月07日 15時35分59秒 | thinklive

*下げ止まらない感じ、豪華客船建造の巨額の赤字受注判明以来下げ気配、影響は大きい?対策の発表もない、

重工株価推移 531前日比-19(-3.45%)

高値730 1/6 安値更新531 5/7

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*三菱重工と日立の提携、合弁の進行の加速性や多様性は注目であるが、シーメンスとの合弁は想定外であった、GEによる仏アルストムの買収が突然に見えたが、シーメンスの事業交換による仏アルストムへの対抗買収の提案もオドロキである、シーメンスの事業再編、合理化推進の覚悟はナミナミではない、三菱重工、日立、シーメンス3社の全事業部門のシナジー効果を見直すことになっている、今回の事業統合合弁設立が次ぎの統合合弁へ進行することは確実?基礎的産業における世界化の動きが最終ステージに入った?

[東京 7日 ロイター] - 三菱重工業 は7日、独シーメンス と製鉄機械事業で合弁会社を設立すると発表した。2015年1月に事業を開始する予定。合弁により製品を拡充するほか、国・地域を補完し合うことで世界展開を加速する。 新会社は2020年に売上高約4000億円に引き上げる計画。現在の規模は両社合算で約3400億円。調達や研究開発などでの相乗効果も見込んでいる。

  設備過剰や原材料価格の上昇、製品価格低下などの影響で、鉄鋼業界の設備投資意欲が低調に推移するとみられる中、両社の事業統合で競争力を高める。製鉄機械市場は約1兆4000億円で、新会社は独SMSデマーグと伊ダニエリの上位2社に続くトップ3入りを目指す。

  三菱重の子会社、三菱日立製鉄機械(東京都港区)とシーメンスがドイツ、オーストリア、米国などに持つ製鉄事業を分割・集約する。新会社の出資比率は三菱日立製鉄機械が51%、シーメンスが49%。日本、オーストリア、ドイツ、米国、中国、インドの6カ所に地域拠点を設け、本社を英国に置く。発足時の従業員は約9000人で、最高経営責任者(CEO)は三菱重から派遣する予定。   三菱重は熱間・冷間圧延設備などの中流から下流の連続焼鈍・亜鉛めっき設備までの製品供給が可能。一方、シーメンスは高炉、電炉などの上流から圧延やプロセス設備など下流製品まで幅広く手掛ける。このため、合弁により上流から下流まで全製鉄工程での製品供給能力が高まる。

また、三菱重は日本や韓国などアジアに強く、シーメンスは欧州、米国、中東にも強いことから、幅広く地域をカバーできる。


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