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大日本印刷、4~9期、特損535億円計上、最終損益は、214億円の赤字、過去販売製品に欠陥発生い

2018年02月14日 12時30分58秒 | thinklive

大日本印刷は13日、赤羽工場(東京・北)の跡地を売却すると発表した。売却先や売却額は非公表だが、27日に契約を締結して同日に土地や物件を引き渡す。大日本印刷は2018年3月期決算に約105億円の譲渡益を特別利益として計上する。

 大日本印刷は販売済みの壁紙製品がはがれる不具合があり、17年4~9月期で535億円の特別損失を計上していた。損失を埋め合わせるため、生産拠点の統廃合や遊休地の売却を進める方針を示していた。赤羽工場は出版物やチラシなど商業印刷を手がけていたが、構造改革の一環で17年に閉鎖していた。

 また大日本印刷は同日、17年4~12月期の連結決算で営業利益が46%増の326億円だったと発表した。

 売上高は微増の1兆509億円だった。有機ELの製造過程で使うメタルマスクが好調だったほか、ディスプレーに使う光学フィルムも伸びた。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の需要増を追い風に、半導体部材も好調だった。電機部門の売上高は11%増の1396億円で、営業利益は2.2倍の235億円だった。

 18年3月期の業績予想は据え置いた。純利益は3%増の260億円、売上高は1%増の1兆4200億円を見込む。純利益率は、1.8%、

 株価推移 2,160前日比-42(-1.91%)
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