西松屋チェーンが17年２月期単独決算は、売り上は3％増、税引き利益、35％、利益率は3.7％

　子供・ベビー服専門店の西松屋チェーンが４日発表した2017年２月期単独決算は、税引き利益が前の期比35％増の51億円だった。利益率は、3.7％、子供服で好採算のプライベートブランド商品が好調だった。海外で生産した商品の仕入れ原価が円高で下がったほか、広告宣伝費の増加を抑制した。

　売上高は前の期比３％増の1362億円。衣料品に加えベビーカーや三輪車など雑貨品の販売も伸びた。既存店売上高は１％増えた。期末配当は11円（前の期は10円）に引き上げ、年間配当は21円（同19円）とする。

　18年２月期の売上高は前期比５％増の1430億円、税引き利益は13％増の57億円を見込む。利益率は、3.7％、店舗数は40ほどの純増を計画するほか、インターネット販売も伸びる。