SCなどで営業するレディースのテナント数は2019年3月末時点で1万3920店と過去2年で約1割減った。閉鎖などによる店舗の純減数は1641店と、2番目に多かった「キッズ」(166店)の10倍にのぼった。「メンズ」の店舗純減数は153店。
保温など機能性を高めた独自商品の開発で支持を集めるブランドも多い「ファミリー」は20店の純減にとどまった。
女性向け衣料ブランド「23区」などを展開するオンワードホールディングスが傘下ブランドの整理や国内外600店舗の閉鎖方針を明らかにするなど、ファッション業界では営業体制の見直しが急務になっている,
*女性の意識における服飾価値観の変化、生活機能が優先する、
背景にあるのがアマゾン・ドット・コムやゾゾタウンなどネット通販の浸透だ。都内の30代女性は「仕事が忙しく、服を買うのはもっぱらネット」と話す。経済産業省によると「衣類・服飾雑貨等」の消費のうち電子商取引(EC)経由が占める割合は18年に12.96%と、前年より1ポイント以上の伸びをみせている。
「メルカリ」などフリマアプリの浸透も加わり、ファッションは消費者の意識が急速に変化している。
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