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18566、日立、英で鉄道車両、596両ヲ受注、30年間の保守業務、巨額受注も株価は下落?

2012年07月25日 22時18分16秒 | thinklive

英国で生産拠点を設置、15年に稼動、16年、フル稼働、

皮肉なことに株価は2%台の大幅な下げだ、5000億円の及ぶ大規模受注も評価せず、英通貨下落を不安?既に受注は予想され折込済み?

1株利益は大分向上してはいるが、配当が8円、配当性向が10%台とはどういうこと?

現在値(15:00) 434 前日比-9(-2.03%)
年初来高値556 12/4/3
年初来安値398 12/2/2

1株利益76.81 配当8 利回り1.84

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日立、英で高速鉄道車両596両を受注 新興国開拓目指す
*日経、2012/7/25 21:49

 日立製作所は25日、英国高速鉄道で計画される更新事業で車両、596両を正式受注したと発表した。約30年に及ぶ保守サービスも含め受託し、事業規模は約5500億円になる見通し。2015年の稼働を目指して生産拠点を設ける。日立にとって海外の鉄道受注で過去最大の案件になり、鉄道整備が急ピッチで進む新興国などでの受注拡大を目指す。

 ロンドンとスコットランドのエディンバラなどを結ぶ高速鉄道向けに車両を納入する。日立は車両製造に加えて、特別目的会社「アジリティ・トレインズ社」を通じてリース提供する。鈴木学技監は「海外では新興国を中心に新たな鉄道の整備計画が予定されており、今後の受注獲得に向け強みになる」と説明した。

 生産拠点は英北東部のニュートン・エイクリフに構える方針で、16年からフル稼働する。投資額は約100億円を見込む。研究開発員を含めて約730人を採用する。

 日立の13年3月期の鉄道事業の売上高は1330億円となる見込み。16年3月期に3200億円と2.4倍に増やす計画。そのうち海外市場の比率を32%から60%に引き上げる。インド、ブラジルなど新興国で進行中の高速鉄道や都市鉄道などの案件獲得を目指す。

 海外市場では独シーメンス、仏アルストム、カナダのボンバルディアのビッグ3がシェアの50%以上を握る。保守サービス、運行システム整備を含めて一括提供できる体制を持ち強みとしてきた。一方、日立をはじめ日本勢は車両提供にとどまり、海外展開で出遅れた。

 日立は今回の納入後の保守サービスを含めた受注実績を訴え、海外勢を交えた入札でも存在感を出したい考え。英国に続き、インドやブラジルなどで生産拠点の設立を検討しており、調達体制もあわせて見直しコスト競争力を高める。

 今回の受注では、政府も金融面などで支援してきた。藤村修官房長官は25日午後の会見で「政府を含めたオールジャパンでの取り組みが評価された結果」と述べた。羽田雄一郎国土交通相は「鉄道発祥の地で我が国の鉄道技術が貢献できるのは大変、喜ばしい」との談話を発表した。枝野幸男経済産業相も「現地工場新設など英国での投資・雇用が高く評価されたもの」との談話を出した


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