THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

米、パターンエナジー、再生エネ大手、グリーンパワー買収、ソフトバンク、三菱商事、全株売却

2015年04月27日 10時26分22秒 | thinklive

*ソフトバンクエナジーは筆頭株主であったが、15/2月、米パターンエナ-ジーに全株売却撤退、この時点で三菱商事もパターンに売却、

*この件では、電力買取価格の引き下げや買取停止の自由権の拡大などで、ソフトバンクは再生エネから撤退というウワがが流れた、SBエナジーの出資は後発だが、10億円で44%の株を取得、筆頭株主となっていた、その後、ソフトバンクも三井物産と同時期に追加出資ている、額は不明だが億円程度?売却額は数十億円ということだから、何倍かにはなった、と推定される、

*行政との交渉には米企業の法が有利という読みもあったかも知れない、米サイドどは10%以上の最終利益がなければ進出はしまい?

 

主要株主 Pattern Energy Group LP
株式会社日本政策投資銀行
三井住友ファイナンス&リース株式会社
堀 俊夫
幸村 展人
外部リンク http://www.greenpower.co.jp/

米風力大手が日本進出 ソフトバンク系開発会社を買収

  米ナスダック市場に上場するパターンエナジー(カリフォルニア州)が、ソフトバンクが筆頭株主だった風力発電開発会社グリーンパワーインベストメント(GPI、東京・港)を買収した。国内には風力発電の新設計画が出力ベースで稼働済みの2倍近くあるとされる。開発・運営ノウハウや資金力の強みを持ち込んで案件を開拓する。

 GPIの主要株主であるソフトバンクや三菱商事から株式を取得し、過半を握った。取得額は明らかにしていないが数十億円規模とみられる。

 パターン社はGPIが計画している風力発電所や太陽光発電所の建設に参画する。風力では高知県大月町で出力3万3千キロワットの発電所を建設するほか、青森県つがる市で国内最大級となる12万6千キロワットの発電所も年内に着工する予定だ。太陽光は千葉県富津市(4万2千キロワット)と島根県浜田市(1万3千キロワット)に建設する。

 総事業費は4カ所合計で600億円程度を見込む。いずれも電気は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を使って地元の電力大手に売る。

 パターン社は米国とカナダで上場する風力発電の専業会社。北米や南米に発電所を持ち、総出力は160万キロワット程度になる。14年末の日本の風力発電導入量(約278万キロワット)の6割に相当する。

 風力発電に適した風が吹く北海道や東北には新増設計画が多い。北海道電力や東北電力は風力発電の受け入れに上限を設けているが、地域間の送電能力増強や風力発電所の出力制御などで受け入れ容量の拡大に動いている。

 風力導入で先行し実績を持つ欧米勢は、成長余地が大きい日本市場に注目している。英国系のRESジャパンは昨年、日本風力開発が秋田県で計画する事業の権益の過半数を取得した。

 ソフトバンクは11年にGPIに4割強出資し、筆頭株主になっていたが風力発電ノウハウが蓄積できたと判断し、今後は茨城県神栖市沖の洋上風力発電計画など自社開発に軸足を置く。島根県でGPIと三井物産の3社で進めている風力発電所建設は資本関係の解消後も共同事業として継続する。

グリーンパワーインベストメント: Green Power Investment Corporation)は、トーメン(現在は豊田通商に吸収)常務執行役員および東京電力との合弁子会社ユーラスエナジーホールディングスの創業者兼代表取締役会長であった堀俊夫を中心にトーメン社員らにより設立された元・三菱商事ベンチャー企業である。、直近ではソーラ発電にも進出、千葉県富津市で、4.2万kwの超メガソーラをGE系と建設中である、

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿