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IPO香港首位NY抜く123銘柄、4兆円調達、上海が上期1位、今年は上海が1位へ復活

2016年01月04日 10時46分18秒 | thinklive

*16/1/4日の日経は、デロイトの推計を報道、過去最多の123銘柄、調達額は2600HK$、14年,112銘柄、2280億HK$から大きく伸びた、

NYの銘柄は53銘柄、1500億HK$、3位は上海証券取引所で89銘柄、1360億HK$、香港では金融ベースの16の大型上場が調達額の4/5を占める、この傾向は16年も続き、銘柄は110~120、調達額は、2600~2800億HK$、さらなる株価の下落阻止のため、16/7月,IPOを停止、11月にb解除した、

*KPFGの推計

大手会計事務所のKPMGによると、香港取引所(HKEX)は今年、新規株式公開(IPO)の資金調達額で2011年以来4年ぶりに世界首位を奪還する見通しとなった。上半期(1~6月)は上海証券取引所にリードを許したが、後半に中国本土企業による大型上場で巻き返し、通年のIPO調達額は前年比12%増の2,600億HKドル(約4兆円)になるとみられている。来年もやや今年から落ちるものの、勢いは続くという。

大公報など11日付香港各紙が伝えた。今年通年のHKEXのIPO件数は117件となり、前年から8件増える見通し。100件超えは2年連続となる。今年は50億HKドルを超える調達額の大型案件が15件あり、全体を押し上げた。特に、華泰証券が今年最大規模となる45億米ドル(約5,439億円)を調達したほか、広発証券、中国華融資産管理、中国再保険集団など、本土金融サービス業の大型IPOが目立った。

今年はHKEXの新興企業向け市場(GEM)への上場が活況で、年初からこれまでに31社が上場。前年比では63%増と強く伸びた。

■上海は4位

上半期は首位を走っていた上海証券取引所だが、A株のIPO市場が4カ月間止まったこともあって、通年では4位に落ちるとみられている。今年のIPO調達額は前年比約3.5倍の1,080億人民元(約2兆円)、IPO件数は約2.1倍の89件になる見通し。うち金融サービス業が件数では全体の3%だか、調達額では全体の42%を占める。

深セン証券取引所は、今年のIPO件数が60%増の131件、調達額が36.1%増の490億元になる見通しだ。

来年も2千5百億ドル超え

来年のHKEXの見通しについては、IPO件数を約100件、調達額を2,500億HKドル超と予測した。GEMの上場数も一定数を維持するという。

KPMGの幹部によると、来年も本土の保険会社や地方銀行、リース会社などによる大型案件が多く、今年の勢いは続く。50億HKドル超の大型案件は15~20件となり、環境関連や医療保健などの新興企業の上場も活発となる。ただ、米国の利上げが株式市場にマイナスの影響をもたらすほか、本土市場のIPO再開が香港市場での上場数に響く可能性もある。

北京に本部を置く大手火鍋(鍋料理)チェーンの海底撈が、来年の香港IPOを計画しているもようだ。目標調達額は3億米ドルとされる。



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