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サウジ王制ではインドネシアやフィリピンのメードを公開斬首する、

2016年01月04日 09時55分47秒 | thinklive

*ボクはフィリピン人の女性のメードが子供を殺した事件で斬首刑をYoutubeでみた記憶がある、おそらく子供の殺人名目で斬首刑にされる事件は1桁じゃすまない、不倫の罪で民衆に石打の刑にされるのを見た記憶がある、多分、これらは宗教の支持が背景にある、サウジ王政だけの問題ではない、が、イスラムの構造的な課題、

カルニ・ベント・メデイ・タルシム、それがサウジアラビアで斬首刑になった、インドネシア女性の名前だ。彼女は雇い主の子供を、殺した容疑で逮捕され、今回斬首刑に処せられた。
インドネシアやフィリピンからは、多くのメイドがアラブ湾岸諸国に、出向いて働いているが、彼女らの置かれている状態は、決して単なる出かせぎといった、簡単なものではない。
若くてきれいな女性は。雇い主のご主人にレイプされ、奥さんからはその焼餅で、暴力を受けることがたびたびある。彼女たちの生活環境も、劣悪だということをよく耳にする。つまり。家畜同様の対応を。受けているのだ。
カルニ・ベント・メデイ・タルシムだけではなく、ザイナブという名の女性も斬首刑になっており、これでインドネシア出身のメイドは、一週間で2
人が斬首されたということだ。
彼女たちには当然の権利である、弁護士が付かないばかりか、サウジアラビア側の取調べの内容についても、インドネシア大使館には、伝えられないのが普通だ。
このことは、インドネシア国内で大きな問題になっているが、サウジアラビア側に対して取れる、しかるべき対応は、犯行の取調べ記録を、公開することを要求し、内容次第では斬首に対する、補償を取り付けるだけであろう。

サウジアラビアは厳重な報道管制を敷いており、内政に関しサウジアラビア国外によるマスメディアの取材を一切許さない、正確な死刑囚の人数は非公開であり、アムネスティ・インターナショナルなどの国外の組織が公開処刑の情報などから推測しているだけである。現代において最も死刑になる罪状が多い国である。サウジアラビアは児童の権利条約に加盟しており、同条約で18歳未満への死刑の適用は禁止されるはずだが、国内法では死刑を適用できる年齢の下限はなく、未成年者に死刑が執行された事例も多い。

サウジアラビアでは、そもそも戸籍生年月日を記録する習慣がなく、現在でも自分の生年月日や正確な年齢を知らないまま育つ人が多い。このため、容疑者の年齢についての扱いはいい加減で、「就労している人間を無条件に成人」とみなされたり、または見た目だけで年齢を判断したりしている。

また、外国人の労働者については男性では20歳以上、女性は22歳以上でなければ国内での就労を認めていないため、未成年の出稼ぎ労働者は年齢を詐称している。

リザナ・ナシカの事件のように年齢詐称が問題になった事例もあるが、パスポートビザなどの公文書で「成人とみなす生年月日」が記載されていれば、(たとえ当人の詐称であっても)一律に成人として扱われている。このような事情から公式の立場(建前)として「18歳未満へ死刑を適用していない」ことになっている。

死刑囚の大半は外国人労働者であるともいわれており、死刑囚の出身国との間で外交問題に発展することは日常茶飯事であるが、サウジアラビア側は多くの場合に死刑を執行している。サウジアラビア国外で騒ぎが大きくなったときは、一度死刑の執行を停止し、その後、ほとぼりが冷めたころに死刑を執行する方法も行われている。

また、名誉殺人は罰せられないため、私刑による死刑が横行しているともいわれている。「神に対する冒涜を行った異教徒を殺すことは名誉殺人である」との判例が出ており、テロリスト輸出国になってしまった原因だと指摘する意見もある。



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