*朝鮮戦争の事例から考察すると、迎撃ミサイルの配備は韓国側にとっての実効性は薄弱の感がある、将来的には撤去すべきだと思うが、米軍サイドの要請のようだから、撤去は困難であろう、中韓関係這いずれ、韓国側の譲歩で、解決に向けて進むであろう、だが、国民の犠牲は大きい、
【鎮川(韓国中部)=山田健一】韓国・現代自動車が25日発表した17年12月期連結決算は、営業利益が4兆5747億ウォン(約4760億円)と前の期に比べて12%減少した。営業利益率は、国際会計基準(IFRS)を導入した10年12月期以降で最低だった。在韓米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を巡る問題や、外国為替相場で進むウォン高の影響が出た。
世界販売台数(グループの起亜自動車のぞく)は8%減の453万2千台だった。主要地域別では中国が28%減の82万台、米国が11%減の69万台。半面、新型高級車が好調だった韓国が5%増の69万台に回復するなどし、連結売上高は96兆3761億ウォンと3%増えた。
営業減益は5年連続。世界販売を増やしながら利益を減らす悪循環が続いているが、前期は世界販売も減った。THAAD問題の影響が濃かった中国だけでなく、米国も苦戦が続いており、ブランド力が落ちているとの見方がある。
今期は前期比3%増の467万5千台の世界販売を見込む。中国販売を90万台に回復させる目標を掲げた。現代自の崔秉喆(チェ・ビョンチョル)副社長は25日、「本社から販売地域へ権限の委譲を進め、生産と販売を効率よく管理して市場の変化に対応する」と説明した。
一方、起亜自が同日発表した17年12月期の連結決算は、営業利益が73%減の6622億ウォン、売上高が2%増の53兆5357億ウォンだった。営業利益は12.3% ,従業員が会社側に未払い賃金の支払いを求めた訴訟を巡り、1兆ウォン近い引当金を費用計上したため。世界販売は9%減の276万台。*日経