オンワードホールディングスが12日発表した2017年3~11月期の連結決算は、純利益が71億円と前年同期比で2%増えた。例年よりも寒い日が続き、婦人向けの主力ブランドで秋冬商品が好調だった。前期に不採算ブランドから撤退し、採算も改善した。店舗数の減少が響き、売上高は微増の1808億円だった。
経常利益は31%増の78億円だった。利益率の高いネット通販の売り上げが4割…
オンワードホールディングス(8016)が12日発表した2017年3~11月期の連結決算は、営業利益が前年同期比21%増の63億円だった。主力ブランドの「23区」が大幅に伸びたほか、「自由区」など他の主要ブランドも気温低下に伴う季節需要を追い風に回復した。採算性の高い電子商取引(EC)を介した販売も貢献した。
売上高は微増の1808億円だった。純利益は特別利益が前年から減った影響で2%増の71億円にとどまった。純利益率は、3.9%、最低限だが、どうやら合格だ、2%レベルの期もあった、回復の気配とみたい、
18年2月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比2%減の2393億円、営業利益は36%増の57億円、純利益は12%増の53億円を見込む。純利益率は2.2%、
オンワードは日経QUICKニュース社の取材に対し、据え置きについて「上振れ余地はあるが先行き不透明感などがある」と説明している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕