県埋蔵文化財調査センターは10日、去年4月から行われた池田遺跡(伊予市下吾川)の発掘調査で古墳時代後期(6世紀後半~7世紀初)の集落跡と四国最古、6世紀後半の黒色土器が出土したと発表した。
6世紀中頃から7世紀初頭の竪穴住居18棟や柱穴110本、自然流路、須恵器、土師器、土錘、砥石などが出土。住居跡から黒色土器の碗2個体を発掘した。
黒色土器は土師器に炭素を吸着させ保水性がある。今回の土器は一緒に出土した須恵器の年代から6世紀後半のものと推定。四国で一般的になるのは9世紀後半以降で、この時期の出土例はない。
現地説明会が今月13日午後1時から行われる。
[参考:愛媛新聞、RNB南海放送、愛媛県埋蔵版家財調査センター]
6世紀中頃から7世紀初頭の竪穴住居18棟や柱穴110本、自然流路、須恵器、土師器、土錘、砥石などが出土。住居跡から黒色土器の碗2個体を発掘した。
黒色土器は土師器に炭素を吸着させ保水性がある。今回の土器は一緒に出土した須恵器の年代から6世紀後半のものと推定。四国で一般的になるのは9世紀後半以降で、この時期の出土例はない。
現地説明会が今月13日午後1時から行われる。
[参考:愛媛新聞、RNB南海放送、愛媛県埋蔵版家財調査センター]