明日使えないアナログゲーム豆知識その２ ～ トランプのスートの話

imockです。

頭が回らないので無意識レベルでも話せるトランプの話をします。
ちなみにトランプは和製英語であり、英語圏ではPlaying cardと言います。


トランプのスート（マークとも）はクラブ(♣)・ダイヤ(♦)・ハート(♡)・スペード(♠)の4種類があります。

クラブ(Crab)：棍棒を表しています。決してクローバーではありません。クローバーとか三つ葉とか呼ぶともれなくにわか認定されます。
ダイヤ(Diamond)：貨幣を表しています。いつの世もお金は大事なのだ。
ハート(Heart)：聖杯を表しています。また心臓を連想するため4色トランプなどでもほぼ例外なく赤色です。
スペード(Spade)：剣を意味しています。物騒ゆえ死を連想することもあり、マイナス点になるゲームがそこそこあります（例：ブラック・レディ(=SQが-13点になるハーツ)、オールドメイド(=イギリス式ババ抜き)）

ここまでは一般常識レベルで知られていますが、少しマイナーな知識として、2つのスートの組み合わせの呼び方を紹介します。


１．色による分け方
これは皆様ご存知の通り、スペードとクラブを黒（Black Suit）、ハートとダイヤを赤（Red Suit）と呼びます。

２．ランクによる分け方
コントラクトブリッジにおいてはスート間に順位が決まっており、上からスペード＞ハート＞ダイヤ＞クラブとなっています。
（ナポレオンなどスートを絡めたオークションを行うゲームはほとんどがこの序列になっていると思います）
スペードとハートをメジャー（Major Suit）、ダイヤとクラブをマイナー（Minor Suit）と呼びます。
特にブリッジではメジャーとマイナーで点数計算方法が異なるため、普段最も意識します。

３．形による分け方
クラブとハートを丸い（Rounded Suit）、ダイヤとスペードをとがった（Pointed Suit）と表現します。その発想はなかった。


もっとトランプを、できればトリックテイキングゲームを遊んで欲しいと思っているimockでした。