ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

札幌の味噌ラーメン

2016-10-08 00:16:36 | らっす。
皆さま、ご無沙汰しております、トップのらっす。です。
今回から諸事情にて金曜日の担当に変更になりました。
前回の更新から1ヶ月近く経ってしまっていますね。申し訳ないです。

ラーメンと合唱の親和性を語る私ですが、水曜日のねぎとろさんにお株を奪われている感じはあるので、軽くだけ触れさせて貰います。
先月初頭に北海道に遠征したのですが、その時に食べたラーメンにカルチャーショックを受けましたので、ご紹介します。

皆さまは味噌ラーメンに対してどのような印象を持っているでしょうか?
濃いめの味付け、野菜が大量に入る、こってりとした味噌の旨味……などでしょうか。
私も味噌ラーメンはパンチが少しある感じで、濃い味だからこそ雑味を打ち消した旨味があるかと思っていました。
しかし、そのラーメンはその思想を完璧に打ちのめしました。
本物の札幌味噌ラーメンここにあり、と。

【札幌ラーメン 白樺山荘】

味に当たり外れが多いとの前評判でしたが、その日は当たりも当たり。味噌ラーメンへの固定観念が打ち砕かれました。
この輝く味噌スープは白味噌と白麹味噌のブレンドから生み出されているようです。その口当たりのまろやかさはこれまでのどの味噌ラーメンとも違いました。
全く雑味が無く、血液にそのまま入ってきて欲しい程の優しい味。それでいて炒められた野菜の絶妙な旨味はしっかりと主張があります。
載せられるもやし、人参、ネギなどの旨味の楽しめる定番の野菜は勿論のこと、味噌ラーメンにはあまり添えられないキクラゲのさっぱりとした食感、彩りを加える目的でも光るカイワレのほんのりとした辛味、そしてくどさの無いコマ切りのチャーシュー。どれをとってもスープを阻害せず、またその味の透明感を際立たせていました。
味の強さ=旨味の強さでないことをQ.E.D.してくるそのラーメンは正に『調和』の一椀。久しぶりに感動的なラーメンに出会えました。
ちなみにこの店はゆで卵が無料で食べ放題。着丼までの空腹を紛らわすほか、口内のリセットの役割を持ち、スープに入れても言わずもがな相性抜群。なんて神!
ちなみに友人は夜食から1時間ほどで行ったにも関わらず、大盛りを平らげた上にゆで卵を6つ食べていました。凄い……。

などなどと長く書きましたが、一聞も一見も一食には如かず。
この他にも地元でしか食べられない本物の札幌味噌ラーメンがたくさんありました。
皆さんも北海道にお立ち寄りの際には是非ご賞味下さいませ。


改めまして、私も少なからず飲食業に関わる人間ですが、やはり人の食欲、更には味への欲求は凄まじく、大きな力を持っていると感じます。
私も料理をする時、より美味しいものを作りたい、それを多くの人に食べて楽しんで貰いたいという気持ちがあります。
これは音楽についても同じことが言えるのではないかと思います。
より良い料理を、より良い音楽を。
ジャンルは違っても、その中にある自身の作品への追求、人を楽しませたいというエンターテイメント性など、多くの要素が共通しています。
これからも一層、エンターテイナーであるとともに職人として、自分を高めていきたいと思いました。

ラーメンから凄い話に飛びましたねw
本日はここら辺で失礼します。

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