トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

レッドクリフ

2009-06-08 23:34:59 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる・・・

拙者は今でこそコレクター及びトランスフォーマー研究家としてコレクションを資料性重視の為に現存維持のまま、なるべく販売時と同じ情況で保管しているのでござるが・・・

若き日の過ちというか・・・

何と言うか未だに後悔してしまっている商品が何点かあるのでござるよな。 (笑)

そのうちの1点が、1985年に販売された「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」のサイバトロン・戦闘員、クリフ(13、クリフ、500円)なのでござる。

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本品はミニボットのカテゴリーで販売された商品でござるが、商品的には1983年に販売されたチョロQ風なミクロチエンジ商品のミクロロボットCAR・ポルシェ924ターボ(MC-04、ポルシェ924ターボ・レッドボデー、500円)の流用であり、商品のメーカー刻印を追加し、貼付されていたシールを変更して、シークレットエンブレムを貼付した商品なのでござる。

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と・・・ まあ、ここまでは普通のミクロチェンジ及びダイアクロン転生商品と同じなのでござるが・・・

実は拙者の購入したクリフは・・・ 実はイエローボディの成型色でったのでござるよ!

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そう! 初期販売のクリフ(海外名、クリフジャンパー)は、黄色の商品が存在しており、コレクターの間ではレッドクリフイエロークリフと呼ばれており、日本販売版は中身の確認できない箱でござるから、TVアニメやパッケージイラストとは異なるイエローボディが出て来たときは驚き、混乱したものでござる。

当時の詳細を知らない拙者は・・・

TVアニメに合わせてで塗装してしまったのでござるよな・・・

今考えれば、イエローボディはレアな存在なのでプレミア物であり史料価値も高いので、失敗したでござる・・・ 

いや~若さ故の無知とは怖いものでござる。 (笑)

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なお、イエロークリフの正体でござるが、ミクロチェンジ版でも存在しており、バンブル(11、バンブル、500円)の元となったミクロロボットCDA・フォルクスワーゲン(MC-04、フォルクスワーゲン・イエローボデー、500円)とは共通金型であった為に、カラーバリエーションが発生し、黄色クリフが生産されたり、バンブルが生産されたりして、普通に流通してしまったのでござるよな。

更に困った事に、ミクロロボットCRAの金型は3車種分が存在したようで、いボディのファミリア1500XG(MC-04、ファミリア1500XG・ブルーボデー、500円)を含めて、ミクロロボットCRA版では、それぞれ3色のカラーバリエーションが存在するのでござるよ。

因みに、ファミリア1500XGは日本車である為にトランスフォーマーには転生せず、いボディのカラーバリエーションは存在しないのでござるが、海外でのトランスフォーマー初期販売ではあるいは黄色ファミリア1500XGが、クリフジャンパーバンブルビー(日本名、バンブル)の箱(ブリスターパック?)に紛れこんでしまったようで、海外コレクターからはバンブルジャンパーと呼ばれる幻の商品なのでござるよな?

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さて、ロボットモードはバンブルに比べればTVアニメの作画に近い顔なのでござるが・・・

如何も、アニメ製作側も玩具販売側もバンブルクリフを同型(?)と勘違いした点も多くあり、クリフポルシェバンブルフォルクスワーゲンなのでござるが、作画デザインでは両方の顔のイメージでバンブルのアニメ用デザインを起こした感じなのでござるよな。

これが、現在でもバンブルのリカラー品でクリフを販売する原因の一つだったりするでござる。 (笑)

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さて、本品には武器パーツは付属しないでござるが、設定上では腐食性のガスによる攻撃と、スピードを生かした素手(?)による攻撃を好むそうでござる。

まあ、好戦的で気が短く、早とちりで向こう見ずな性格は、脇役の鏡といえる存在であり、人気も高いはずでござるが・・・ 完全新作のリニューアルデザインでの商品化には恵まれていないでござるよな。 (笑)

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しかも、クリフの金型はバンブル(C-56、バンブル、500円)の再販に合わせて改修され、リアウィングを短くして頭部を変更したハブキャップ(C-57、ハブキャップ、500円)として黄色のボディで販売されたおかげで、クリフを入手する機会を逃したのでござるよな。

故に・・・ く塗装したのでござる。

まあ、今回の写真はカスタム品に成るわけでござるよな。 (笑)

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なお・・・ 拙者もトランスフォーマー研究家として、イエロークリフを亡くしてしまった事は口惜しく、今更ながら塗装を落とす訳にもいかないので、諦めきれずデッドストックで発見したミクロロボットCRA初期版パッケージのイエローボデーを入手したのでござるよな。

まあ、箱は顔の部分に値札が貼られており店員が剥がしたものでござるから、イヤ~ンな感じでござるが、間違いなく未開封の当時品なのでござるよな。

で、コイツをイエロークリフにするつもりだったのでござるが・・・

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あれ?

顔が違う・・・ ちゅーか・・・ ハブキャップ

クリフの金型を改修してハブキャップが製作された・・・ ちゅー一般的な話は何処から?

う~む・・・ よく見るとリアウィングも短いので、金型改修したというよりも・・・別金型が存在していたのでござるかな?

因みに、ハブキャップとは、メーカー刻印も異なるミクロロボットCRA仕様なのでござるよ。

う~む・・・ 拙者の資料ではミクロマン関係は手薄なので、ミクロロボットCRAのカラーバリエーションと箱のバリエーションの違いは確認できるのでござるが、ポルシェ924・イエローボデーのバリエーションの違いは確認できないでござるが・・・ 他にもバリエーショが存在するのでござろうか?

コレクターとしてはバリエーションの存在を知ってしまい混乱し大変な目にあったりするのでござるよ。

そう! 何事も知らない方が幸せな場合もあるでござるよな。 (笑)