ごきげんようでござる!
今宵は勇者シリーズより、1996年に展開した「勇者指令 ダグオン」のDXダグテクター・シリーズのウイングヨク(DXダグテクター4、ウイングヨク、1350円)の紹介でござる!
勇者指令ダグオンは従来の「勇者シリーズ」と異なり、地球人が勇者ロボ(?)と成るトライダグオンが主人公な、トランスフォーマーで言えば「超神マスターフォース」の様な作品でござるな。
さて、ダグオンチームと言えば美形キャラクター揃いで、女子にも人気の高い作品であり、ウイングヨクに変形する風祭 翼も、マイペースな天才めがね少年であり、所謂「博士くん」なキャラクターでござる。
個性豊かなダグオンチーム内では、言葉使いも丁寧で表に出る事も少ない地味な存在でござるが、ところが、どっこいダグオンチームでは一歩間違えば最も危険な人物なのでござる。
古今東西「博士くん」系のキャラクターは、冷静で人事に物事を話し、自分の研究に没頭し周りが見えない事でトラブルを起こすは、チームワークを悪くするは、足を引っ張るは、敵に寝返るなどなど、お約束を持ち、最終兵器なども製作し、余計に話を悪化させる特長を兼ね備えているでござるな。
そう・・・ 如何しても無駄に熱く熱血な科学者っていないのでござるよ。
まあ、下手に熱い科学者はマッドサイエンティストと線引きが難しいので登場させずらいのかもしれないでござるな。 (笑)
ちゅー事で、ウイングヨクは、冷静沈着系(?)のイメージである、水・風・雪・氷の冷たいイメージのダグテクターを装着する事になるでござるな。
クリスタル状のアーマーや武器のクリスタルブーメランは、氷のイメージであり、シリーズ唯一のクリアパーツ使用商品なのでござるな。
まあ、タカラ商品なのでござるから透明パーツ使用は違和感のない商品でござる。
商品ギミックは、つばさが折畳み可能で、背中のレバーを押す事により胸部ノファンが回転し、「必殺技 ブリザードハリケーン!」を再現可能なのでござる。
が! 個体差か如何か分からないのでござるが、胸部ファンの回転の勢いが弱く半回転くらいしか回らないのでござるよ。 う~む・・・ コレが仕様であれば、ちと残念な商品でござるな。
なお、本品は付属シールを貼っていない状態でござる。
アクションフィギュアとしてみれば大味な商品でござるが、当時は完成品フィギュアも少なかったので貴重な商品なのでござるよ。
現在の技術で商品化するのであれば、オプションハンドと、素顔の頭部パーツが付属する事でござろうな。
それから十数年たって右翼の意味を知ったんですがなんとも複雑な気持ちになりました。
本来ならば今宵は前回のライオコンボイに続いて、限定版のコンボイだったのでござるが、上記の理由で変更したでござる。
現在プレミア品(?)の撮影中でござるから、次回に掲載するでござる。
も同様です…。