ごきげんようでござる!
前回は、シボレー・サバーバンのネタだったでござるが、拙者的にはシボレーちゅーと・・・ シボレー・コルベットC3が最初にイメージしてしまうでござる。
日米国展開のトランスフォーマーにも公式・非公式のシボレー・コルベット(各型改造車含む)をモデルにしたトランスフォーマーも多いでござる。
まあ、米国産車であるシボレー・コルベットはトランスフォーマーに似合うのは仕方が無い事実でござるが、実は日本展開の勇者シリーズにもシボレー・コルベットC3をベースにデザインされた勇者ロボが存在していたりするでござる。
今宵は1992年展開の勇者シシーズ第3作「伝説の勇者 ダ・ガーン」より、赤いスポーツカーに変形する陸の勇者・ランダーズのターボランダー(陸の4体合体2、ターボランダー、1000円)の紹介でござる!
本品はランダーズ4体合体セット(陸の4体合体、ランドバイソン、5900円)と単品販売が行われたでござるが、仕様は同じで説明書も共通でござる。
登場エピソードではイギリスの名門ヘンリー家の娘ジュリアの車にターボランダーの魂が宿り復活した訳でござるが・・・
一般公道を走れるような車じゃないでござるよな。 (笑)
まあ、エピソード的には米国車より英国車か欧州車の方が合いそうなのでござるが・・・
これも、製作者側の趣味でストーリーは後付けなのでござろうな?
そう、変形・合体を簡易に行う設計の為に要らぬモノを取り付けた改造車(商標対策?)に成ったおかげで一応メイン舞台の日本では目立ちすぎて行動できず、おとなしくしているしかなかったのでござるよな・・・
せめて、シボレー・コルベットC4をベースに設計されたトランスフォーマーのホットスパーク(C-314、ホットスパーク、580円)並みの改造車であれば若干普通に一般公道を走れたのじゃないでござるかな? (笑)
なお、3連マフラー(ターボランチャー)を前方に展開したアタックモードは再現できるものの、武器パーツ(ターボライフル)はは余剰パーツ扱いであり、高速走行中(最高速度610キロ)に腕を展開するターボラリアットの再現は不可能でござる。
ロボットモードは当時の玩具技術の標準的な設計である為にいまいちプロポーションがよろしくないでござる。
なお、「伝説の勇者 ダ・ガーン」より目が光って見える集光パーツが採用されたでござるが、単体ロボット時までは採用されず、本品は両腕と同じく銀メッキのみで目の塗装は行われていないでござるな。
今の玩具技術であれば部品数を増やしてプロポーションも充実しそうでござるから、是非に元デザインを生かしてリメイクしてほしいものでござるよ。
さて、ターボランダーは、「全開バリバリ」が口癖のランダーズで一番加速スピードに優れた戦士のようで、ロボットモードでは身長10メートル、体重18.5トンで設定されており、武器は両腕のターノランチャーと1億ボルトの電撃ビームを発車するターボライフルでござる。
なお、本品のロボットモードではほとんどポージングができず、ランダーズを4体集めて合体させる遊びに主眼をおいていたりするでござる。
ターボランダーは4体合体ではランドバイソンの頭部及び胸部を担当するでござるが、主導権はビッグランダー(陸の4体合体1、ビッグランダー、2900円)にあるためか、アニメではターボランダーを演じた梁田清之氏ではなく、ビッグランダーを演じた島田敏氏がランドバイソンの声を担当するでござる。
なお、ターボライフルは他の武器と合体して大型ライフルになるでござる。
しかしまあ、拙者は「伝説の勇者 ダ・ガーン」は作品的には好きな部類なのでござるが、ターボランダーの印象が薄くてベストエピソードと呼べる活躍が思い出せないのでござるよな?
せっかくシボレー・コルベットC3をベースにしているのに勿体無い存在でござるな。
と言うかそれができたらセイバーズよりもすごいかと
ヌエベ殿、拙者はアクセラレーターは未入手でござるが確かにシボレー・コルベットをモデルにしたスクラムなどは似たイメージがあるでござるよな。