ごきげんようでござる!
今宵は2007年に販売された、劇場版「TRANS FORMERS」仕様のオートボット戦士、エアレイド(日本未販売)の紹介でござる!
本品は、米国のディスカウントストアであるターゲット限定販売商品として販売された、劇場版「TRANS FORMERS」仕様商品の第3弾にあたる商品であり、勿論!劇中には登場しない玩具オリジナル商品でござる。
商品自体は、2004年に販売された「トランスフォーマー・スーパーリンク」商品の、エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色変更でござる。
カラーリングは軍用機らしい緑と迷彩塗装が施されており、翼にモールドされたオートボットのエンブレムは未塗装でござる。 流石、軍団エンブレムを嫌う劇場版商品らしい処置でござるが、隠密性を要求される軍用機であれば、所属マークは目立たなくしているので、当たり前といえば当たり前の事でござるな。
しかし、本品は何故かセクター7のマーキングが施されているので、セクター7所属のオートボットと云う事でござろうか?
そう・・・ ターゲット限定販売品にはセクター7のマーキングを施されている物が多いのでござるよ? コレは如何な事でござるかな?
現用戦闘機から掛離れたデザインでござるから、地球製のメカニックがトランスフォーマー化したというよりも、トランスフォーマーがセクター7を隠れ蓑に潜伏していると考えた方が良いのでござるかな?
まあ、迷彩塗装は頑張って軍用機ぽくしているでござるが、見えない気体裏は未塗装でござる。 (笑)
さて、本品は元々オムニコン商品でござるから、エネルゴンウェポンが付属し、装着できるのでござるが、ますます現用戦闘機から掛離れたデザインになるでござるな。 (笑)
まあ、SF戦闘機としてみれば、緑色の軍用カラーなので、かなりカッコイイ部類に入り、某ジオン軍製の戦車を思い出すでござる。
しかし、本品は機体下面にアームが装備されているものの、着陸脚等は簡略化され、連動変形ギミックの御蔭で機種が正常位置に固定できない欠点が有るのでござるな?
そう・・・ ロボットモードの変形は胸部パーツを回転させる事により、機種部が連動して回転して頭部が現れるのでござる。
劇場版トランスフォマー商品としてみればデザインラインが異なる商品なので、違和感があるかもしれないが、本来のトランスフォーマーらしい商品なので、拙者としては評価したいのでござるよ。
本品の元であるエアグライドはオムニコンの性質と白いボディにより、技術者ぽく観えていたでござるが、軍用カラーにより兵士ぽい感じとなり、無駄に似合っているのでござるよ。
そう! 同型機種が多数存在するオムニコンらしく、本品もザコ兵士並に多数そろえると絵になる存在なのでござるな。
本品に付属するエナジースピア(エネルゴンウェポン)は光沢のある黒い成型色であり、設定は存在しないでござるが、パッケージ表記のアルティメット・エネルゴンと呼ぶと何だかカッコイイでござる。
無論、エネルゴンウェポンは組み換え可能であり、他のトランスフォーマーの武器としても使用可能なのでござる。
惜しむらくは、本品の変形ギミックの御蔭で首と膝が普通に可動できない事でござるよ。
なお、エアレイドの設定は、拙者的に英文を翻訳(?)した結果、規律を重視する性格のようで、全てのディセプティコン兵士を捕らえて罰する事を目的としているようでござる。
結局、パッケージに描かれている設定だけでは何故にセクター7のマーキングを付けているのか不明でござる。
まあ、ターゲット販売品には独自の基本設定が存在するのかもしれないでござるが、コノ手の商品流用は、ユニバースで展開するほうが良かったのではないでござるかな?
因みに、劇場版仕様のターゲット限定販売品には、もうひとつエアグライドの成型色変更商品のスカイブラスト(日本未販売)が存在するでござる。
まあ、どれだけ好きなんだと思うような流用率でござるな。 (笑)
それも、オムニコンには同型機が多数存在する設定があるゆえに納得ができるでござる。
改造派の御仁には有り難いオマケでござるよ!
でもデストロンに偏って送られてきます。
悪いヤツと思われているのでしょうかねw。
キャンペーン中なら両方だと思ったのでござるが?
セール品やミクロマン等と混在していたので気にしていなかったのですがそういう傾向があったのですね。勉強になりました。