忍者とは常に目立たず隠れ忍ぶものでござるが、彼等は確かに車に擬態する事で日常に溶け込んでいるはずでござるが・・・ ひじょうーーーーに目立つ車に擬態するセンスは如何なモノでござるかな~
と、思ってしまうのが「トランスフォーマー カーロボット」のサイバトロン忍者部隊・スパイチェンジャー(C-011、スパイチェンジャーDX6体セット、2700円)なのでござるな。
ちゅー事で、今宵は勇猛果敢なストックカーに変形する、サイバトロン・破壊忍者、ウォーズ(C-007、ウォーズ、450円)の紹介でござる!
本品は2000年に単品販売と6体セット販売の2種類が販売されたでござるが、付属カードと共に仕様は変わらないでござる。
しかし、本品の元となった商品は、1995年に海外で販売されたゴーボット・シリーズの、ギアヘッド (日本未販売)の成型色変更品であり、2001年に販売された海外版(RID)のウォーズ(海外名、W・A・R・S)は、同じ塗装パターンでござるが、温感インク仕様のサイバトロンマークが通常のプリント仕様に変更されているでござる。
そう! スパイチェンジャーの特長は、シークレットエンブレムに代わるギミックが車体の何処かに隠されていたのでござるが、いまいちウケが悪かったのか海外販売では廃止され、以後も採用されていないシークレットギミックでござる。
さて・・・ ウォーズのヴィークルモードはフロントに戦と描かれた真紅のドハデなストックカーでござる。 ハッキリ言って、競技場(サーキット)では目立たないかもしれないでござるが、一般道では目立つ事この上ない族車・・・ ちゅーか痛車でござるな。 (笑)
なにしろ自分の名前を漢字でデカデカと誇示するトランスフォーマーは珍しく、忍者と呼ぶよりは暴走族のセンスなのでござるよな。
まあ、ウォーズの名前「WARS」をそのままマーキングするだけでなく、漢字に訳すセンスには惚れ惚れするでござるな。 うん!
そう、ランボル(04、ランボル、1600円)なら「横殴」、シルバーボルト(C-50、シルバーボルト、1980円)なら「銀雷」でござるかな。 (笑)
性格もサイバトロンでは珍しい好戦的で、体当たり攻撃を得意とするようでござるから、ストックカーはピッタリなのかもしれないでござる。
なお、武器は焼夷鉄鋼マシンガン(ウォーズガン)を装備しており、ヴィークルモードでも最高速度は自足330キロで走行できるようでござるから、元祖イカレ暴走族のホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)よりも速いでござる!
流石は自称、破壊忍者でござるな。 (笑)
しかし・・・ ウォーズのカラーリングでござるが、赤いボディに黄色い足と、透明な武器のセンスがダサカッコいいのでござるよな。
そう! こんなセンスの人っているでござろう。
擬人化するのが一番楽そうなスパイチェンジャーなのでござるよな。 (笑)
まあ、ただでさえ忍者部隊にみえない、スパイチェンジャーでござるが、返って地味だと忍者らしくなるので、忍者と悟られない為に派手なカラーリングにしたのかもしれないでござるな。 (笑)
しかし、スパイチェンジャーの魅力は拙者的には単体ではなく、複数揃えるコレクション性にあると思えるので、数が勝負だと思うのでござるよ。
従って、様々なカラーバリエーションで再販される事を望みたいでござるな。