5月11日から3泊4日で北海道の離島に行きました。数年前から天売、焼尻島に行きたい、行って海鳥や花を見たいとの希望を持っていました。12日羽幌港から焼尻島に向かうフェリーからセグロカモメ、ウミネコ、ウトウなどの飛ぶ姿が見られ、期待は大きくふくらんでいきました。
上陸し島で2つしかない旅館(磯の屋さん)に荷物を置くと早速焼尻島散策に出かけました。ノゴマの囀りが私たちを迎えてくれ、美しい姿も見せてくれました。アザラシ上陸地では気持ち良さそうに甲羅干し?をしたり、海上に気持ち良さそうに浮かぶ沢山のアザラシが、ガイドの柳田さんの望遠鏡から手に取るように見られました。島の西端からは翌日行く予定の4km先の天売島が望まれ期待は益々膨らみました。
マヒワ、アオジ、オオジシギ、キビタキ、オオルリなどの鳥の姿や花を求めながら、オンコの森やめん羊牧場をゆっくり、ゆっくり楽しみながら歩きました。
(エゾイチゲ) (オオバナノエンレイソウ)
今回是非見たいもののメーンが天売島の海鳥。中でもウトウの帰巣風景は絶対見たい。と思っていたのに・・・ 12日の夕食時、ガーン・・・、天候が悪くなり海が荒れ、フェリーが出ないので翌日天売島に渡れないと添乗の三木さんから告げられ一瞬言葉を失う。こんなに晴れているのに波が高く動きが取れないとのことで、残念ながら諦めるより仕方がありませんでした。
波のため希望は半分しか叶いませんでしたが、添乗の三木さんやガイドの柳田さんの穏やかな笑顔、言葉、少人数の旅ならではの和気藹々とした雰囲気が満足のいく旅にしてくれました。機会があればもう一度訪ねたいと思っています。
仕事柄祝儀袋は手放せないというKさん。祝儀袋をむき出しでは渡せないからそれを入れる袋、その場で表書きをしたいから筆ペンも持ちたい、その場に子供さんがいればポチ袋を使いたいのでこれも一緒に一つで持ちたい、とのご要望で出来たのがこれ!大島紬や、着物地を持ってこられました。
いろいろ考え、試行錯誤の末出来上がりました。裏地には付け提げの無地の部分を使いました。ふつう和装用の小物などを作るときには裏打ちに和紙、芯素材も和紙なのですが、使用頻度も高いようなので革のバッグを作るときに使う素材を用いるなど、文字通り和洋折衷の方法で作ってみました。
大名行列柄の古布から、シンプルな定番のポシェットを作りました。構図、色使いがとても気に入り大切にしていた布です。状態の良い酒袋に額縁のようにはめ込み、一枚の絵のように見えるように工夫しました。
夫の知人で山野草を栽培しているお家を、田植えのお忙しい中訪ねました。NISIKAWAさんとおっしゃる方で3世代が同じ敷地に住んでおられ、私たちがお邪魔をしたときは1歳になるひ孫さんの初節句に、大きな鯉のぼりが文字通り屋根より高く泳いでおりました。
広い敷地の一角には丹精こめた山野草の鉢が並んでおり圧倒されましたが、中でもアツモリソウの存在は圧巻でした。
ここ数年山野草の素朴な美しさにひかれ、少しずつ種類を増やしている私に、たくさんの鉢を下さいました。以前から欲しかったマイヅルソウ、キジョウロホトトギス、ジンジソウ、などなど・・・ ありがとうございました。大切に育てます