念願のウユニ塩湖を後にコチャバンバに向かいます。途中オルーロまでの悪路にはぬかるみにはまって立ち往生している車がたくさん見られましたし、赤茶けたでこぼこ道は川のようになっており、乾季に来たらさぞかし砂塵が大変だろうと想像できました。
(泥で車輪を取られ立ち往生中のバス)
(アンデス地方の穀物 キヌア) (道端で草をはむビクーニャの群れ 野生?)
(いたるところにかわいい表情の犬が) (素朴な表情の子供)
ウユニからコチャバンバまで高度4300mほどのアンデス山脈を四駆とバスで13時間ほどの移動はかなりこたえました。
それでも3800m前後の赤茶けた広大な大地を四駆に身を任せていると、時間も心も解き放たれていくようです。走っても走っても同じような景色、時々現れるビクーニャやラマ。心を空にしてこの時間と景色を心いくまで楽しみました。
コチャバンバでは市場やカテドラルの見学をし、翌日ラパスでは世界遺産のティワナク遺跡や月の谷の観光をしました。このころになると高山病にも少し慣れていましたが、よく眠れていないせいもあり疲れがたまってきているのがよくわかりました。
(月の谷)
(月の谷で見つけたチンチラ 見つけるのはなかなか難しいとか) (アンデス山脈通過中)
今回の旅行はトラブル続き。スーツケースが届かなかったこと、風邪を引いたこと、高山病で苦しかったこと。
最大のピンチはアメリカ入国時(行き、帰りの2回)のトラブル。パスポートを取り上げ理由もわからないまま別室送り。体重を聞かれたり出身地を書かされたり、両親の名前まで書かされたり。8名のツアーの方に迷惑がかかるし、乗継便に遅れると帰国便に間に合わなくなるし…・いろんな心配事がよぎりますが係りの人はのんびりとしたもの。彼らの尊大さに腹が立つがじっと待つしかない。無罪放免されたのは1時間半後、あと5分遅ければ最悪のケースだったがやっと、やっと無事帰国できました。
ところがまだおまけがあって、高地、低地、飛行機の乗り継ぎ、風邪、高山病などが重なり耳が聞こえにくくなりボンボン音がする。耳鼻科で受診すると中耳炎で両耳に膿がたまっているとのことで、鼓膜の切開と投薬で只今治療中。
今回はダメージの大きかった海外旅行でしたが、念願のウユニ塩湖が見えたので100点とします。そしてツアーのみなさんや添乗の藤元さん、スーツケースが届かず食欲のないとき日本食を下さったり、風邪を引いた私にカイロやティッシュペーパー、風邪薬を下さるなどとてもお世話になり本当にありがとうございました。
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