12月25日、好日山荘主催のトレッキング教室で三輪山、山辺の道を歩きました。JR三輪駅集合の後準備体操、各自用意した25000分の一の地図とコンパスの見方、使い方の勉強。その後三輪神社を経て狭井神社に到着。ここから三輪神社の御神体である三輪山に登ります。
高さ467メートル、周囲16キロメートル、南は初瀬川(はせがわ)、北は巻向川(まきむくがわ)の2つの川によって区切られ、その面積はおよそ350ヘクタール。山内の一木一草に至るまで、神宿るものとして、一切斧(おの)をいれることをせず、松・杉・檜などの大樹に覆われています。
登拝申し込み要領にしたがって入山初穂料などを納め、御神体である三輪山での撮影禁止、飲食禁止、私語の禁止などの注意を受けた後いよいよ登山開始です。登山道は信者さんの手で掃き清められ、整備されておりおよそ1時間で山頂に着きました。
下山途中から雨が降ってきましたが、昼食を終え山辺の道を歩く頃には薄日も出て二上山、大和三山ものぞまれるようになりました。途中四季咲きの桜が目を楽しませてくれました。
また途中で立ち寄った石上神宮では 、飛ぶことで有名な鶏がたくさんいて思わずカメラの収めてしまいました。 人に慣れているのか、動じる風もなく夜は木の枝で眠っているとも聞いたことがあります。
今年最後の山歩きでした。体調が悪くなりもう歩くのは諦めなければいけないと絶望的になった日や、まだまだ歩けると希望を持った日、山仲間の登山話を羨ましいと思った日など、凡人の私は自分を持て余した事も多かった一年でした。それでも元気で歩けた事、登れた事、家族、病院の先生、友人、みんなみんなありがとう。感謝しながら今年が終わる事にまた感謝しています。