昨秋から時どき参加させていただいている、某企業のOB会のハイキング倶楽部主催のハイキングで甲山に行ってきました。関西に住んでいた時には、車で通り過ぎるだけの小さな山でしたが、今回参加してみて、歩いてみなければわからないことがたくさんあることに改めて気付かされました。例えば四国88箇所めぐりが出来る事や、山頂には開けた大きな広場があることなどです。また、麓には15年前の阪神淡路大震災の慰霊碑や記念館などもあり、歩くだけでなくいろんな勉強になった一日になりました。
また、秀吉が大阪城築城の時に切り出したと言われるノミの跡もはっきり付いた岩なども見られ、なかなか面白い一日でした
そして驚きの極めつけは何といっても脅威の老人パワーです。帰りの電車を待っているときにいろんな話をしていたら、一人の方が一日30キロは歩くと言うので1週間の聞き間違いかと思って失礼ながら聞き返しました。ケイタイの歩数計を見てびっくり、言われるとおり毎日30キロ以上歩いておられました！脱帽します。そしてそのパワーを少しだけ私にも分けて下さい。
2週間ほど前に、野鳥観察の好きな娘に誘われ鴨が沢山来ているという池に出かけました。お恥ずかしい話ですがつい数ヶ月前まで、鴨が渡り鳥であること、沢山の種類がいることなど気にもかけず、知りもしなかった私でした。時間的に少し遅かったのですが、広い池に無数の鳥たちが羽を休めている姿に感動したり、また厳しい自然の中で繰り広げられる生命の尊さ、無心さに愛おしさを感じたりしながら、寒風の中久しぶりに爽快な気持ちにさせられました。
（ユニークなシンクロ風景に思わず吹きだしてしまいました）
この池には素人の私にも、もっと沢山の種類の鴨たちがいるのがわかりました。ランドスコープを持って眺めている人の姿もあり、単に野鳥観察と言っても奥が深いものだと思い、これからは庭先に来る小鳥たちを見る目も少しは変わりそうで、野鳥観察と言う趣味がまた一つが増えるかもしれません。
1月9日、歩こう会の初歩きは初詣をかねて今年のえとの山、信貴山でした。信貴山は聖徳太子が「寅の年、寅の日、寅の刻」に毘沙門天王の力を借りて世の中の平和を取り戻し「信ずべき、貴ぶべき山」として信貴山と名付け、 毘沙門天を祀るための寺院を創建したと聞きました。
現在では、”商売繁盛”、”必勝祈願”、”金運招福”、”合格祈願”など 庶民信仰の場として広く親しまれていて、巨大なトラの張り子は余りにも有名ですし、歴史の教科書で習った信貴山縁起絵巻なそのことなどを思い起こしながら、参拝者の多さにも驚きながら無事初歩きが出来ました。因みに最近新しくしたケイタイの歩数計では、５６０Ｋカロリーが消費されたとの表示。少し嬉しくなりましたが沢山食べたから余りダイエットにはなっていないか・・・
来月2歳になる愛犬はち。私たちのお正月太りを少しでも解消してもらおうと夫と共に散歩に出かけました。とても逞しくなったはちは、きびしく躾けたつもりですが育ち盛りで好奇心旺盛。興味のあるものを見つけると急に動き出すので、体力に自信のなくなってきた今の私は少し持て余し気味で、散歩はもっぱら夫の役目になっています。枯れ草の中に何かいると思うのか猛ダッシュで飛び込みます。そのくせとても怖がりで、高いところを渡る時などはヘッピリ腰で動けなくなります。そんなはちですが、夫には今は可愛い孫のような存在になっているようです。
ちなみにケイタイについている歩数計は久しぶりに10000歩を越えましたが、消費カロリーは192キロカロリーと余りダイエットには貢献してくれませんでした・・・
