3月3日から12日間ネパールへトレッキングに行きました。15年前アンナプルナを歩きネパールがとても好きになっていて今度はぜひエベレスト街道を歩きたいと考えていました。
ルクラからタンボチェまでのトレッキングでしたが長年の夢かなってはためくタルチョ、チョルテン、マニ車、マニ石、吊り橋、馬蹄形のナムチェバザール、ゾッキョやヤク、ロバのガランガランと鳴らす鈴の音、8000mを超える雪山、素朴な人たちの暮らしなどすべてのものに感動しつくした12日間でした。
雪煙あげるエベレスト
釣り橋
マニ石
マニ車
3900mから見るタムセルク 左の雪山はカンテガ
3880mのホテルエベレストビューから見るエベレストとアマダブラム
アマダブラム
トレッキング中お世話になったシェルパたち
物資を運ぶゾッキョ
エベレスト街道といってもロバ、ヤクなどが生活物資を運ぶ交易ルートで排せつ物が所かまわずお構いなしに落ちていて、彼らのお通りが最優先。それでもあのガランガランという音がとても懐かしく思い出される。不便であまり衛生的でもないネパール。それでもまた行ってみたいと思うのは何故なのか。シェルパはもちろんロッジの人や一般の人の多くもスマートホンを持って文明とつながっていながら、この不便な貧しい生活とどう折り合って暮らしているのかも不思議に感じられた。
不便に見える生活も戦前、戦後の日本の暮らしと変わらないのかもしれない。なぜか懐かしい風景に思え、自然と一緒に暮らす彼らのほうが実は心豊かで人間らしい幸せを持っているのかもしれないなどと思いつつ、次回を考えている自分にも驚いています。
「手づくりバッグ・玲」
http://tedukuri-bag.com