5/16 念願の屋久島宮之浦岳縦走に出発しました。伊丹空港を出発した時は天候の急変は余り心配していなかったのですが、鹿児島空港から屋久島への乗り換えの頃に大荒れになり、飛行機が飛んでくれるか心配しながらの旅立ちになりました。
5/17 昨日の荒天が嘘のような晴天、4:30朝食、5:20バスにて登山口に向かい、準備体操の後、6:30宮之浦岳への登山開始です。少人数での山歩きで人気の山旅人のツアーです。ガイド兼添乗員2名に私たち6名の総勢8名いよいよ宮之浦岳へ出発し、7:30淀川登山口に到着しました。
珍しい白い花をつけた灰の木、前日の雨をたっぷり含んだ苔、ヒメシャラの木などを楽しみ、日本最南端の高層湿原である花之江河では白骨樹やオタマジャクシを見、投石平まで登ると森林限界になり屋久ササの向こうに宮之浦岳が見えてきました。風が強く雲が飛ぶように流れ天候が良くなってきているのが実感されました。
宮之浦岳頂上からは永田岳、翁岳などの巨岩の山々が眺められましたが、飛ばされそうなほどの強風で、早々に今夜の宿泊地である新高塚小屋に向かいました。ササの生い茂る中、前方にはサングラスをかけた人の顔に見える人面岩に下っていきました。16:00小屋に到着しましたが既に小屋の中は登山客で満員状態。シュラフを広げる場所探しが大変でした。夕食はHORIさんが担ぎ上げてくれた食材でトビウオのすり身などの入った鍋を美味しくいただきました。
5/18 4:30ゆっくりの起床、7:00出発。縄文杉には8:30到着。誰もいない縄文杉の前、OKAMOTOさんのいれてくれたコーヒーを飲みながら至福の時間を過ごしました。縄文杉を堪能し、多くの人が登ってくるのに出会いながらウィルソン株まで下りました。大きな切り株の中は空洞になっており、そこから天を仰ぐとハート形に見えると聞いておりましたが見事なハートでした!!
1:55 荒川登山口に無事帰着。それにしても林業に携わっていた人の住居跡、小杉谷小学校跡など歴史のあとも見ながらの、長いトロッコ道歩きの長かった事。少人数ならではの和気藹々の楽しい登山でした。皆さん、どうもありがとうございました。そして、いつも思う事ですが、こうやって自由にさせてくれる家族に感謝、また感謝の思いがいっぱいです。
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