手作りバッグ・玲

酒袋などで作ったオリジナルバッグ

妙高山、火打山歩き-2

2017-07-25 20:58:33 | 山歩き

7月20日、今日も晴天。6時火打山に向けて出発、朝露を含んだ黄色のコウゾリナの群生の中を茶臼山に向かい可憐なツマトリソウ、マイヅルソウなどを見ながら歩き続けると7時10分三角屋根の高谷池ヒュッテが見えてきました。そこでトイレ休憩、景色を堪能した後はいよいよ火打山に登ります。

火打山に向かう途中には雪渓あり、ミヤマキンポウゲ、イワカガミ、オダマキ、クルマユリなどの高山植物ありであっという間に頂上に立てました。

頂上からは北アルプスの山々が、目の前には焼山が荒々しい姿を見せています。焼山の左下に小さく見えるのは雨飾山だとか。10何年前喘ぎながら登った山があんなに低かったの?・・・(山の厳しさは高い、低いではないのはわかっていますが・・・)

高谷池にはハクサンコザクラ、イワイチョウが沢山咲いていましたし、天狗の庭からはポスターで目にする池塘に映る逆さ火打が美しい姿を見せてくれました。

黒沢ヒュッテでもう一泊し、翌21日は6時30分小屋を出発しワタスゲの咲き誇る黒沢池の湿原を抜けて笹ヶ峰登山口まで下りました。湿原を過ぎ七曲りを下り11時少し前に下山しましたが結構下りをきつく感じたのは私だけだったのでしょうか。

黒沢ヒュッテでの早朝、小屋の上の空には三日月と明けの明星?が見え、しばらくするとアカショウビンの鳴き声も聞こえ至福のひと時を味わいました。

健康を回復してこうして山を歩ける日が来たことの幸せを全身で感謝しました。

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妙高山、火打山歩き-1

2017-07-24 21:11:16 | 山歩き

7月19日燕温泉から妙高山に登り黒沢ヒュッテ泊、20日高谷池ヒュッテから火打が岳に登るというツアーに参加しました。

前泊した宿はホテル金甚といって、スキーデモンストレーター金子裕之さんの宿でした。

7月19日6時20分、燕温泉登山口を出発。気温も高くいきなりの急登、見上げると妙高山の前山が聳えていて果たして登れるのかとても不安になりながら歩くしかありません。

それでもダケカンバの林や残雪を歩いたり鎖場を越えているうちに何とか12時20分頂上に到着できました。

頂上からは明日登る火打山が雲の切れ間から見えアルペン気分を満喫しました。

妙高山から黒沢ヒュッテまでが大変でした。急な下りの後に雪渓が数か所ありましたし大倉乗越への登り返しも疲れた足にはかなり堪えました。17時やっと黒沢ヒュッテに到着。ゆっくり休憩もしましたが今日の行動時間の長さは今までで最長かも・・・黒沢ヒュッテのご飯はあまりいただけないと聞いていましたが管理人さんがマークさんという外国の方に変わられたからか結構おいしく、朝食はおしゃれにクレープとコーヒー、スープなどでした。目の前に雪が沢山あるのに水は貯めた物しかなく少し不便は感じましたが、トイレも心配なく清潔な山小屋で快適に過ごせました。

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サハリン その3

2017-07-14 20:22:25 | 山歩き

早いものでサハリンから帰国してもう10日。

チェーホフ山登山も思い出深いものの一つですが、フラワーハイキングに出かけた先で見たフウロの群生や帰国途中の機上から見た利尻島も感動的でした。

ホテルで見たマトリョーシカも可愛かった。マトリョーシカも現在に合わせて進化しているのか?

それにしても成田空港で手荷物検査などを済ませたものを、入国時に再度検査したりやけに入国手続きに時間のかかったこと!

空港や鉄道駅の写真撮影禁止など結構細かい規制があり自由な国の住人としては少し違和感を覚えたものでした。

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サハリンフラワーハイキング その2

2017-07-10 10:44:17 | 山歩き

サハリン3日目はチェーホフ山登頂の日。8時ホテル出発、専用車で悪路を登山口まで。私たち15名に添乗員、ガイドのワシリーさん他現地スタッフ2名がついて登山開始。チェーホフ山は鈴谷山と呼ばれていた1045mの山でたくさんの高山植物が咲いているということで今回のメーンでした                                       

                                          モイワラン

                                          コケイラン

カラス岩で小休止したのち足元に気を付け登り始めると

カラフトハナシノブやフウロが目に飛び込んできます。

ボタンキンバイ、エンレイソウ、チシマザクラ、マルバシモツケなどを楽しみながら登り続けるとイボの岩が見えてきました。

イボの岩からはハイマツ帯のなかにコケモモの群生が広がっています。ガスの中に見えたのはチェーホフ山だったのでしょうか。

第三展望台で昼食と花の観察。

                                          カラフトラッキョウ

                                          エゾツツジ

フタナミソウ

                   チシマゼキショウ

                                          カラフトサイコ

                                          カラフトゲンゲ

日本で見慣れたハクサンイチゲ、ウラシマツツジ、イワウメ、オダマキなども見られお花ざんまいの一日でした。ただガスもかかり時間的に登頂は無理ということで859mのこの場所から引き返す事になりました。残念。

ダニが多いと聞いていたので虫よけスプレーを持参してはいましたが、ホテルに帰って一番の仕事はダニがついていないか着ていた服とボディのチェック。OKでした。

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サハリンフラワーハイキング その1

2017-07-08 16:30:37 | 山歩き

アルパインツアーでサハリンに行ってきました。

6月30日成田発、ヤクーツク航空特別運航便で豊原と呼ばれていたユジノサハリンスクまで2時間のフライト。

7月1日はサハリ鉄道に乗り落合と呼ばれていたドーリンクスに向かい近郊の黒川湿原でフラワーハイキングをしました。

泥炭層の湿原歩きはコンニャクの上を歩くようだと以前読んだ三浦綾子著の天北原野に書いていましたがまさしくその通りでした。

現地ガイドのワシリーさんの説明を聞きながらフワフワした泥炭層の感覚を楽しみながら湿原に咲く花をたくさん見ることができました。

イソツツジが湿原いっぱいに咲く中にエゾゴゼンタチバナを見つけました。見慣れたゴゼンタチバナとは一見しただけで違いが分かります。

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