手作りバッグ・玲

酒袋などで作ったオリジナルバッグ

紅葉の白山登山ー2

2008-09-29 14:17:23 | 山歩き

 9月25日早朝、南竜山荘は小屋仕舞いの支度で慌しく、私たちはトンビ岩コースを室堂に向け出発しました。そうこうしているうちに爆音を響かせヘリが上空に現れ、白山登山道の整備の人を降ろした後、準備された荷物を積んで瞬くうちに遠ざかって行きました。

  

7:00南竜山荘出発、だんだん雲行きがだんだん怪しくなってくる中、トンビ岩を過ぎ足元にシラタマノキの群生を見ながら8:50室堂に到着。

このあと御前峰に登りお池巡りの予定でしたが、風雨が激しく今回もまたお池巡りは諦め、御前峰に登り白山神社にお参りして室堂に下りました。

             

今夜は、ここ室堂山荘に泊まるので時間はたっぷりあり、1時の受付を待ち小屋に入り,乾燥室に濡れた物をかけたりセンターに行きお茶を飲んだりして時間をつぶしていました。しばらくすると高校生の一団が大雨の中到着しましたが、彼らはリーダーのもと規律正しくさわやかで、久しぶりに見る頼もしい若者の姿に感動し、まだまだ日本も捨てたものじゃないなと思いました。

翌日の天候に期待しながら、8時の消灯前に布団に入りましたが、風雨は強くなるばかり。同室の男性4人は親子3代で80歳のお父さんが一番お元気とのこと、あやかりたいものです。

翌9月26日、風雨は激しく砂防新道を下ることにし、7:30室堂出発。前日の高校生たちと前後しながら10:30無事下山。余り天候には恵まれなかったけれど、メンバーに恵まれ楽しく登れ、無事下山できた事、再度お池巡りに挑戦したいと先に希望をつなげた事など、ありがたいことばかりの登山でした。

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紅葉の白山登山-1

2008-09-27 20:55:08 | 山歩き

9月24日、紅葉を期待して白山に登りました。

白山の登山口別当出合を出発したのが10:35。晴天に恵まれ、少し色着き始めた花や木を眺めたり、写真に収めたりしながら甚之助小屋に到着したのは13:15。ここで少し遅めの昼食。食後にいただく山での温かなコーヒーの味はまた格別で、用意して下さったINOSEさん、NAKAGAWAさん、何時もありがとうございます。    

    (10:35)        (13:15)       (14:50)

   

南竜山荘着14:50。白山登山は3度目ですが毎回雨に降られているので、白山の山崩れした荒々しい姿や、雲海の上に遠く荒島岳らしき姿を見たのは初めてでした。

少し紅葉の時期には早かったかなと思いましたが、この南竜山荘はあと1週間で小屋仕舞い。山荘の入り口付近には、翌日の荷物運び出しの準備がされていて、山の秋の深まりを感じずにはいられませんでした。

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本薬師寺に咲くホテイアオイ

2008-09-22 09:42:14 | 日々の出来事

 昨日9月21日、奈良県橿原市の本薬師寺(橿原市城殿町)跡の休耕田にホテイアオイが満開と聞き行ってきました。

 米の生産調整の一環として休耕水田を利用して周辺で栽培されているもので、涼しげな花は、本薬師寺跡や大和三山の景観に溶け込んでいました。

 

こんなに涼やかな美しい花をつけるホテイアオイは南米原産の帰化植物で、繁殖力が旺盛。富栄養化した湖沼では、あっという間に池の表面を覆いつくすほど繁殖し、青い悪魔と呼ばれているそうです。

水中の栄養成分を吸収して成長し水面を覆い尽くすため生態系に影響したり、育った生物体を放置すると、枯れて腐敗、悪臭を発し、水路を塞ぐなどかなり厄介な植物のようです。

最近環境について見聞きする事が多くなったせいか、このホテイアオイの葉や用水路にべったり着いているピンク色のオオタニシの卵の多さも気になりました。このオオタニシも外来のもので繁殖力が強く、日本古来のタニシを駆逐し、田んぼを荒らして困ると農家の人が嘆いていたのを思い出しました。

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歩こう会で行った鎌が岳

2008-09-14 22:30:48 | 山歩き

昨日(9月13日)9月2日の豪雨で鈴鹿スカイラインが通行止めになっている中、滋賀県側から鈴鹿セブンマウンテンの一つ、鎌が岳に登りました。

スカイラインの料金所跡までは車では入り、あとは車道を歩きましたが、豪雨の爪跡がいたる所に見らました。あの豪雨から10日余り、道路に流れ込んだであろう土砂などは片付けられていましたが、山肌が裂けているところもたくさん見られ、復旧が大変だろうと思わずにはいられませんでした。

 

車道から武平峠までの山道は崩れ、見慣れた景色は一変しており自然災害の恐ろしさを肌で感じました。

 

幸い天候に恵まれ、全員無事下山しましたが、多人数で経験もバラバラでの登山。天気もよく、他にも登山者はいましたが、連れて行ってもらうという意識でなく、自己責任という考えをもっと強く持って臨みたいといつも思います。

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ワイルドな柿渋染めの手提げバッグ

2008-09-10 15:23:24 | 手作りバッグ・玲

先日KYOUKOさんが作った、柿渋染めの手提げバッグです。

帆布ほどのハリのある木綿の布を柿渋染めし、大胆に鉄媒染したもので、この面白さを損なわずシンプルなバッグにすることにしたのです。

布の量が少なかったので作るサイズも限られましたし、布の面白さを出すために革は使わない、手紐も同じ布を使いたいが少し足りない、などの条件をクリアし個性的なものが出来たと思います。

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北八ヶ岳で見た自然

2008-09-08 09:53:50 | 山歩き

 2泊3日の北八ヶ岳縦走の途中でたくさんの花を見ました。トリカブト、ヤナギラン、アキノキリンソウ、リンドウの花、赤い実をつけたユキザサ、コケモモなどを目にすると季節は確実に秋に向かっているのが感じられました。

登山口に咲いていたマツムシソウにとまっていた蝶は、いたるところで見られましたが何と言う名前の蝶なのでしょう?

      ?           リンドウ           フウロ

  

  マルバダケブキ       ユキザサ        コケモモ

  

 イブキジャコウソウ    ゴゼンタチバナ      トリカブト

  

   ヤナギラン       シラタマノキ

 

念願の北八ヶ岳を歩き、ほぼ八ヶ岳連峰が繋がりました。

思えば、厳しかった赤岳。まるでもののけ姫の世界を連想させる白駒池周辺の山。天狗岳を下り本沢温泉で恐る恐る入った露天風呂。根石岳付近で見たコマクサ。みんな楽しく思い出され、八ヶ岳は場所を変え、季節を変えて何度でも訪れたいスポットの一つです。

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北八ヶ岳縦走ー2

2008-09-05 23:28:40 | 山歩き

9月3日、今日も晴天に恵まれ6時50分北横岳ヒュッテを出発し、雲海の向こうに南八ヶ岳、南アルプスの雄大な景色を見ながら坪庭に下り、8時10分ごろ縞枯山荘に着きました。ここで少し休憩の後縞枯山荘を左に見て、いよいよ縞枯山への登りです。この登りの途中にもヒカリゴケを見つけ、またまた大騒ぎをしながら登りのきつさも忘れ9時10分、縞枯山到着。

  

縞枯山の景色をもう少し見ていたいとの思いを振り切り茶臼山から終点の麦草ヒュッテ前に着いたのは11時50分ごろ。

麦草ヒュッテ前で待っていてくれたバスで温泉に向かい、2泊3日の山歩きの汗を流し、予定より少し早く大阪に帰着。

楽しいことはあっという間に終わってしまうもので、早くも次の山歩きを考えてしまいます。健康に不安を抱えながらの山歩きですが、これからも楽しく山歩き出来ますように、全ての事に感謝しながらがんばって生きようと思っています。

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北八ヶ岳縦走を終えて

2008-09-04 21:18:35 | 山歩き

9月1日から3日まで、時々お世話になっている山旅人のツアーで、北八ヶ岳を縦走してきました。8月下旬から天候不順で、ゲリラ豪雨が各地で災害を引き起こしたりしていたので、雨を心配しながら、7時30分大阪を出発しました。名神、中央自動車道を経て蓼科山(2530m)の登山口の一つ、一の鳥居を14時30分スタート、ゆっくり時間をかけ17時15分山頂に到着。心配していた雨にも当たらず、少しガスって来た時にはうっすらとブロッケンも見られ、幸先の良い山行が予感されました。

今夜の山小屋は蓼科山頂ヒュッテ。日が暮れて食卓に置かれたキャンドルの灯りもうれしく、食後に弾いてくれるピアノにあわせての合唱もアットホーム。毎年7月に蓼科山頂音楽会が開催されていて、今年は第12回で7月25日に開催されたとか、こんな山の上での音楽会ってお洒落で、どんなにかロマンチックなことでしょう。

 

翌9月2日、5時20分過ぎ雲海の上に太陽が現れ、南八ヶ岳、南アルプスの山々もきれいに眺められました。

 6時15分ごろ浅間山山頂付近の雲海の上に、きれいな笠雲が現れました。

 昨日登って来た同じ道を将軍平まで下り、大河原峠を越え、双子山を通過したのが10時25分。

11時25分、緑の木々の中に雄池、雌池からなる双子池に着きました。

   

気持ちの良いシラビソノ樹林帯を抜け、亀甲池を過ぎると北横岳への急登が始まりました。ただ、道の左右にヒカリゴケが見られるようになり、それを探しながら登ったので、急登の苦しさは余り感じず、16時、北横ヒュッテに着きました。今日も天候に恵まれ無事山小屋に着けたことを感謝しながら、もう一日楽しく歩ける事を祈りつつ、9時の消灯前には眠りについていました。 

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