定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

過去の経営の反省点

2007-01-06 16:30:30 | 経営
JAの100円市への出荷が続けられなかったこと。

 野菜の出荷期間は非常に短い。JAの100円市は、生産できただけ出荷できるので、効率的に販売できる。
 個人の直売所は販売量が限られていることから、一度に出荷時期がきてもさばききれない。したがってどうしても少量多品目生産となってしまい、多くの品目の栽培技術を取得するのに苦労する。
 当初机上で、当方の立地条件が都市近郊のため、新鮮さが勝負のこまつな、しゅんぎく、グリーンアスパラ、とまと、キュウリなどを主体に考えていた。
 2002年はJAの100円市への出荷であったことから、このような品目でも可能と思われたが、如何せん栽培技術があまりにも未熟であった。
 2003年から事情により、JAの100円市への出荷をやめ、無人直売店を開いたが、新鮮さを競うこまつな、しゅんぎくが大量に余り、地域在来種のさといも、ねぎが品薄となった。
 また、特徴ある品目を作ろうと、「愛知の伝統野菜」に取り組んでいるが、碧南鮮紅五寸にんじん、金俵まくわうり、はまずまずだが、野崎はくさい、宮重だいこん、治郎丸ほうれんそうは病気に弱く、いまだ満足な栽培はできていません。
 市販の改良された品種を栽培すれば、売り上げが伸びるとは思うが、味の良さを考えると、もう少し研究を重ねてみようと思っています。


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