tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

学業成就・子供の成長の喜び願い「土人形」

2009年12月10日 | 土人形など
土人形の代表というと「天神様」と、
どの地域でも有るのではないかと。
古くから、それほど多くの産地で作られていました。



学問の神さまとして、また、菅原道真公信仰の作り物として、
そしてモット素朴な、子供の誕生(特に長男、長女)と
地域により成長を託してのお祝い品としてなど、
その用途も多岐にわたりました。


「天神様」については、土人形だけでなく、
現在でも衣装人形、そして掛け軸、のぼり旗まで、造られています。

私の「土人形コレクション」の始まりは、
交通公社のポケットガイドという旅行案内の広島県版に、
「三次(みよし)人形」に赤丸、
そして「これほしい~」と記してありました。
それがこれです。




その後、昭和50年代の初め、この地へ講演会に行ったとき、
手に入れた30cmの「天神様」(写真の一番大きなもの)。
大事に機内に持ち込み、持ち帰ったのが始まりでした。



今回は各地の「天神様」をご覧ください。
産地は
三次人形(広島)・伏見人形(京都)・五色天神(島根)
・津山ねり天神(岡山)のものです。







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土人形の蔵出し

2009年12月09日 | 土人形など
私の土人形は、お蔵入りしている、
コレクションの一つです。
久々に、カビが生えていないか点検と分類などしてみたい
との思いで一部を出してみました。
改めて見ますと綺麗ですね。



今回は、50体ほど出したうち、「役者物」と「子供もの」をご覧ください。
土人形の背中は、着色されていないのも、面白いでしょう。



土人形は、いろいろな説がありますが、
1580年ころ、朝鮮国から渡来した陶工たちが、
京都の伏見で伏見稲荷のお土産物として造り始めた「伏見土人形」が、
全国へ広まったものといわれています。

私どもの地域では「美濃の瀬戸物屋」さんが、
シーズンオフの副業として作り、
天秤棒を担いで、戸口へ売りに来たものだそうです。

その季節は、なぜか夏であり、
金魚売りと同じスタイルであったとか。

美濃から、岐阜白鳥経由で、峠道を担いで越える
行商人は大変だったろうなと、
思いをはせることが出来ます。

そうしたことで、当地にはいろいろな土人形があったようですが、
今はそのほとんどが捨てられているようです。

縁起物の「天神様」「恵比寿大黒様」「干支動物」・
古くは、「軍人」「歌舞伎役者」「子守り姉や」
「子供の成育願」」など。




今、これを集めるのは大変、
何せ、復古ブーム?古いものは、値段が高すぎる。
土人形の昔の産地が地域おこしのため復活して、
PRしているが、その地も少なく、やはり高い。

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土人形コレクションの紹介

2009年02月07日 | 土人形など
私のコレクから、八幡人形(滋賀県)の雛です。




この冬の積雪、全国的なのか雪国の当地でも異常に少ない。
道路もよく、少し、土人形の産地探索?とでも、
の誘惑に駆られそう。

昨年の、長野県中野市の人形博物館、


岐阜白鳥の博物館の展示品

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土人形への想い

2009年02月06日 | 土人形など
初天神にだした天神様(三次土人形)。
私の土人形は、お蔵入りしている、コレクションの一つでもあり、
取り出し改めて、デジカメに収めてみました。
(以前にも撮影したものでしたが、PCのオールリカバリーで保存に失敗、
HDDにあるものと思っていたのがすっかり消えていた)

土人形は、いろいろな説がありますが、
起源は京都の「伏見土人形」が、全国へ広まったものといわれています。
私どもの地域では、「美濃の瀬戸物屋」さんが、
シーズンオフの副業として作り、
天秤棒をかづいて、戸口へ売りに来たものです。
その季節は、なぜか夏であり、
金魚売りと同じスタイルであったとか。

美濃から、岐阜白鳥経由で、峠道を担いで
越える行商人は大変だったろうなと、
思いをはせることが出来ます。

そうしたことで、当地にはいろいろな土人形があったようですが、
今はそのほとんどが捨てられているようです。

縁起物の「天神様」「恵比寿大黒様」「干支動物」・
古くは、「軍人」「歌舞伎役者」「子守り姉や」など。
今、これを集めるのは大変、何せ、復古ブーム?値段が高すぎる。
生産地は地域おこしのため、土人形の昔の産地がPR、
残りの型を復元して販売をしているが、
やはり高い。
古いものは、yahhoの官庁オークションなど覗くと、
出ていることが多いものです。

岐阜・白鳥にある「日本土鈴館」には多くの土人形があり、
見学できます(有料)。


大正時代作と思われる?軍人さん(土人形)
私のコレクシヨンから


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