韓国の中年女性の化粧の技はすごい。
どこに行っても、割とばっちり化粧をした中年の女性が多いことに気づく。
男性と同じく、ファッション・センスは日本人とは違うが、それはともかくとして、派手な、華やかな色の化粧を使い、丁寧に顔全体を作り上げている。
また、「はっきりした眉毛」が目立つ。
その眉毛をよく見るとペンで描いたものではなく、イレズミの眉毛であることに気づく。
韓国の女性、特に中年以降の女性は典型的なしょうゆ顔で、日本の平安時代の美女のように目も鼻も口も小さく、平面的な顔で、眉毛が薄い人が多い。
だから韓国では目がパッチリした女性や男性、あるいは眉毛が濃い南方系の顔が憧れの対象になったり、好まれたりするのだ。
そのせいか、濃い眉毛を描くために、美容室やエステなどで女性にイレズミの眉毛をするようにすすめることが多いらしい。
「原色のファッションに、クルクルパーマの髪型とイレズミの眉毛をした韓国人のおばさんの姿」は、日本人の目には品がないように見えるかもしれない。
しかし、「地味な色に、地味な化粧と髪型をした日本人のおばさんの姿」は、韓国人の目には貧乏くさいものに見えるだろう。
韓国のアジュンマたちは「オシャレに力を入れること」にプライドを持って、今日もイレズミ眉毛にバッチリメークをするのです。