韓国人は一般的に「社会意識」が少々欠如しているように見えます。
最近はそうでもないようですが、列を作って待つことが苦手であったり、ゴミをゴミ箱に捨てるのが苦手であったり、「社会」「公共」に対する意識は低いように見えます。
ゴミ問題については、いくつかの象徴的な例があります。
たとえばソウル市内の繁華街である明洞に明け方に行くと、どれだけゴミが道路に落ちているかを確認知ることができます。
また、ソウルのど真ん中を流れる清渓川という小川の流れが復元されたのですが、復元の模様を見に来た客が最初の三日間で150万人以上いて、ゴミの量が「100リットルの袋30枚で済んだ(100枚を予定していたとのこと)」という記事が新聞に掲載されていました。
W杯の時も、ソウル市庁舎前に多くのファンが集まって応援していたのですが、ゴミの投げ捨てがとても多かったそうです(持ち帰った客のことが新聞記事になったくらいです)。
ソウルの中心部で労組がデモを行うときも、ゴミを持ち帰らないので、結構汚れています。
たいてそういったゴミは、公務員である清掃作業員が多めにかり出されて、主に明け方に清掃されます。
韓国の街や観光地を早朝に訪れるとそう言う光景をよく目にします。