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懐かしい映画と映画音楽・その22

2024年07月28日 13時04分33秒 | 懐かしいあの曲

昭和30年代、40年代、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、映画館に足を運ぶことも ほとんど無くなっているが、最近は テレビで放送される映画番組等で 時々ではあるが、懐かしい名作映画を楽しんでいる類である。これまで、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めてきた曲の中で、特に懐かしく思うような映画と映画音楽を、ピック・アップ、コピペ、リメイク、改めて、書き留め置くことにした。


懐かしい映画と映画音楽・その22
映画「第三の男」と「テーマ曲」(再)

「昨日の夕食、何食べた?・・・」も、一瞬思い出せないような老脳ではあるが、子供の頃や若い頃に観た映画の中には、細かい筋書きはともかく、なんとなく思い出せるものが有るから、不思議なことだと思っている。誰でも知っている大作、名作はもちろんだが、さ程でもない作品が、妙に記憶に残っていることもある。そのほとんどは、主題曲や挿入曲が脳裏に焼き付いていることから、映像までが炙り出されるような気がしている。映画「第三の男」とその「テーマ曲」も、そのひとつだ。

今更になってネット等で調べてみると
映画「第三の男(The Third Man)」は、キャロル・リード 監督、ジョセフ・コットン、オーソン・ウエルズ、アリダ・ヴァリ 主演で製作され、1949年(昭和24年)に公開された、イギリスにミステリー映画だった。もちろん、公開当時に観ていた類ではなく、後年になって、テレビの映画番組等で、何回か観たものだが、オーストリアの民族楽器ツィター(シッター)奏者アントン・カラスの奏でる「テーマ曲」の方は、1950年代には大ヒットしていて、良くラジオ等から流れており、脳裏に焼き付いている。登場人物の名前から、「ハリー・ライムのテーマ」等とも呼ばれているという。
映画の方は、第二次世界大戦直後のウイーンを舞台にした白黒映画で、光と影を効果的に用いた、少し暗い映画という印象があるが、ハラハラドキドキの場面だったり、ラストシーン等は、脳裏に焼き付いている気がする。

(ネットから拝借画像)

映画「第三の男」・「テーマ曲」 (Youtubeから共有)

印象的なラストシーン
(ネットから拝借画像)


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