たけじいの気まぐれブログ

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民謡をたずねて・その37

2024年07月03日 11時04分00秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり覚えが無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

               

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、ページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、日本全国の「民謡をたずねて」・・・、みよう等と思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その37
「刈干切唄(かりぼしきりうた)」
(宮崎県)

「刈干切唄」もまた、NHKの「あなたが選ぶ民謡ベスト100」等で、常に上位にランクインされる民謡のひとつである。郷愁を誘われる独特の曲調の民謡であり、簡単には歌えない民謡だと思っているが、何故か子供の頃から、ジーンとくるものが有り、脳裏に焼き付いている気がする。
今更になってネット等で調べてみると
「刈干切唄」は、宮崎県の高千穂地方で、古くから歌われてきた作業唄だった。
「刈り干し」とは、山や荒れ地で、背が高くなった萱(かや)等を刈り取って、天日に干す作業をいい、乾燥した萱(かや)は、屋根に葺いたり、田畑の肥料としていたのだという。日本神話の舞台である高千穂地方の山深い情景と、そこに暮らす人々の素朴な心情が込められた民謡ではないかと思っている。

「刈干切唄」  (YouTubeから共有)


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