たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「キエン・セラ」

2020年03月10日 17時50分14秒 | 懐かしいあの曲

雨の1日、手持無沙汰な時間帯、
ふっと思い浮かんだ曲、「キエン・セラ」、
せっかく思い浮かんでも しばらくすると 何が思い浮かんだのかも 思い浮かばなくなってしまう爺さん、忘れない内に急いで?書き留めているところだ。 

今更になって ネットで調べてみると
「キエン・セラ」は 1953年に発表された ラテン音楽のスタンダード・ナンバー。スペイン語の題名「Quien Sera?」は 直訳すると 「誰だろう?」となるという。
若い頃、トリオ・ロス・パンチョス(Trio Los Panchos)が歌うスペイン語の「キエン・セラ」を よく聞いていたものだが、他にも数多の歌手や楽団にカバーされていたようだ。

「キエン・セラ」・トリオ・ロス・パンチョス(Trio Los Panchos)
(YouTubeから共有)

「キエン・セラ」・ザ・ピーナッツ
(YouTubeから共有)


ヒメリュウキンカ(姫立金花)

2020年03月10日 13時13分56秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

当地 今日はまた、昨日の好天とは打って変わって、朝から雨が降り続いている。相変わらず、日替わり天気の日日だ。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、図書館も、プールも、各種公共施設も、どこもかしこも休館中、閉鎖中、中止中・・・、
キョウヨウ無し、キョウイク無し、(今日出掛ける用も無し、今日行くところも無し)
さて、さて・・、

記憶力減退爺さん、もともと花や植物にも極めて疎く、一度や二度教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れる類であるが 知った瞬間、分かった瞬間は とりあえず、「すっきり!」するというものだ。

毎度 コンデジで やたらカシャ、カシャ撮っている写真の中には 名前も 知らない、分からない、忘れてしまった花が 次々有り、その都度 「君の名は?」状態となる。
花に詳しく、さっ!と 名前が出てくるような方からは 「そんな花も知らないの?」と言われそうだが、仕方無い。 
昨日 川沿いの土手で撮った黄色の花もそうだ。
「春の花」・・・、「黄色」・・・、で ネットで調べてみた。


ヒメリュウキンカ(姫立金花)

キンポウゲ科、キンポウゲ属 多年草、
    リュウキンカ(立金花)に似ていることから付けられた花名だが
    属は異なる。
    別名 「オオシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)」、
原産地 イギリス、ヨーロッパからシベリアに分布
    日本には園芸種として渡来したものが野生化、
    山地の林の中や川沿いの草原等に自生している。
花色 光沢有る黄色、
   8枚~9枚、花びらのように見えるものは咢片、
開花時期 2月頃~5月頃
花言葉 「あなたに会える幸せ」「会える喜び」「富」「必ず来る幸福」


 

 


花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

2020年03月10日 10時59分46秒 | 懐かしい小倉百人一首

小倉百人一首で春を詠んだ歌 その8

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
ふりゆくものは わが身なりけり

出典 
新勅撰集(巻十六)

歌番号
96

作者
入道前太政大臣(にゅうどうさきのだじょうだいじん)

歌意
桜の花を誘って吹き散らす山嵐が吹く庭の 
降りゆく花の雪ではなくて 
本当に旧り(古)ゆくのは(老いてゆくものは) 
私自身であることよ

「花さそふ嵐」・・桜の花を誘い散らす嵐。
「雪ならで」・・雪ではなくて 桜の花が散るのを雪に見立てている。
「ふりゆくものは」・・桜の花が降りゆく(ふりゆく)と 
自分が旧(古)りゆく(ふりゆく) の掛詞。
「・・は・・・けり」・・は そのことに初めて気がついたという
気持ちを表している。

注釈
「新勅撰集」の詞書(ことばがき)では 
「落花をよみ侍(はべ)りける」と有るが 
作者にとっては、桜の花を詠もうとしても 
雪を連想するより 人の命のはかなさが身につまされるという
実感がこもっている歌である。
当時は すでに政治の実権は鎌倉幕府に移っていたが 
太政大臣にまで昇進した作者。
上の句の華麗さと 下の句の嘆きが対照的で 
花の美を老残の悲哀で否定した作品といえる。

入道前太政大臣
藤原公経(ふじわらきんつね)
藤原定家の義弟。
内大臣坊城実宗(ぼうじょうさねむね)の子。
源頼朝の妹婿藤原能保の娘を妻としたため、
後鳥羽院に嫌われたが、
承久の乱で鎌倉方に内通、
鎌倉幕府の権勢を背後に栄華を誇った人物。


川柳
「花さそふ 所で聟(むこ)は たち別れ」
町内で花見に出掛けての帰り、
権力の無い聟さんは 
花の里(遊郭等遊び場所)へ行くことが許されず 
皆と別れてすごすご家に帰るという哀れな句。


参照・引用
「小倉百人一首」解説本(文英堂)


「へー!、そうなんだ」
今更になって 目から鱗が落ちている。