近所の細い水路の土手で 毎年 この時期 満開になる ヒガンバナ(彼岸花)、
どうも 今年は 少し遅れているようで、
遠くからでも目に付く 赤く土手を染める風景が見られません。
覗いてみると ちらほら咲いてはいますが、
今のところ 例年のような勢いが有りません。
どうした?、どうした?
どうも 草刈機で 綺麗に刈った形跡有り、
もしかしたら 地元外の草刈請負人?が 雑草と一緒に刈ってしまったのかも?
ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ科、ヒガンバナ属、多年草、球根性植物、
別名 マンジュシャゲ(曼珠沙華)
仏典に由来し サンスクリット語で「天界の花」という意味で
「良い事の前兆」、お目出度い名前。
一方で 花、葉、球根、茎等全てに毒が有り、
「死人花」、「地獄花」、「幽霊花」等という不吉なイメージの
別名も持っている。
原産地 中国、
花色 赤色、白色、黄色
開花期 9月中旬頃、
お彼岸の時期を待つように一斉に咲き、開花期間は数日間、
お彼岸が終わる頃には花は枯れてしまう。
花が咲き終わると 細い葉が出るが それも春になると枯れてしまい
完全に地表から姿が無くなり、秋になると茎だけががスーッと伸びて
開花するという変わった植物。
花と葉が同時に出ることが無いことから、
「葉見ず花見ず」とも言われている。
花言葉 赤色の花、「情熱」「想うはあなた一人」「あきらめ」
「再会」「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」等
毎年 ヒガンバナ(彼岸花)が咲く風景を見る度に
戦前の古い歌謡曲、「長崎物語」、「赤い花なーら 曼珠沙華ー♪」が
思い浮かんできてしまいますが、それが どうしてなのかは 分りません。
もしかしたら、子供の頃、母親が口ずさんでいたのを聞いて、
脳裏に焼き付いているのかも知れません。
作詞 梅木三郎、作曲 佐々木俊一、歌 由利あけみ 「長崎物語」
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