草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

「適性問題の型と答案のスタイル」執筆快調!!

2012年12月03日 13時22分33秒 | 
 今日は寒いですね。子どもたちは皆無事でしょうか。乾燥と冷気に弱い人間、そして逆に強いウィルス、人類のほんとうの敵が何であるのか、わたしたちは本当に大切なもの、大事なものは見ないで、どうでもいいようなものばかりに心を奪われているのではないか。大事なものほどその姿を隠しみえにくいものですからね。
 大事なものを隠すのが今や新聞なのですね。テレビは低俗な娯楽番組で視聴率を稼ぐことばかりに気をとられて、いや国民の目をどうでもいいことにばかり向けさせて今や害悪の極みです。テレビからもたらされる情報が結局無知な国民を走らせるだけのことでしかないのなら、そんなものに24時間も電波を使うのは全く無駄と思います。原発のリアルを潜入報道した番組なんて見たことがないし、原発の実態を報道してきた新聞なんてあったかしら。活断層が原発の直下にあるかもしれないというのに、なんとゆっくりと調査をするものか。原発が転覆したらもはや水で冷やすなどということではなく、たちまちメルトダウンが始まり日本全土に放射能がまき散らされるということなのに、全くふざけた政府であり、学者たちであることか。
 わたしたちは福島の原発事故のとき、どんなに原発が恐ろしいものであるのか、知ったはずではなかったのか。もう原発を推進する政治家には見切りをつけたのではなかったのか。わたしたちの子ども世代の未来はいつ消滅していいというわけなのか。
 世の中には賢明な人々がまだいることを信じたい。
 今日は朝から一昨日から執筆を始めた「適性問題の型と答案のスタイル」の執筆にかかりきりであった。さすがに今日こそは「草枕」は書けないとあきらめていた。
 件の新レジュメは、当初1月8日から配布をと考えていたものだが、制作を始めてしだいに子どもたちの弱いところが気になり始めて、これは冬期にどうしても間に合わせなければと気が変わった。今は、「算数をクリアーにする」と「合格答案への道」の執筆もあり、かなり過酷なノルマではあるが、子どもたちが「ころり」と引っかかるのを黙って手を拱いて見ているわけにはいかない。それで無理をしてでも執筆しなければと決断した。
 新作はこれまで作ってきたレジュメで拾いきれなかった問題も拾うことにした。つまり拾遺集のようなところもある。あるいは子どもたちが、資料の読み取り問題で見せる優柔不断な解答態度に、ひとつの答案のモデル・パターンを指標として示したいと思った。子どもたちが短時間で読み切れる、いや暗記しきれるような体裁を堅持した。
 ところで、このところ小3や小4に新作の入会テストレジュメを試す機会に恵まれて、小3についていかなるレジュメを作ればいいものかということに関しての指針というものが見えてきつつある。基本的には、小6のために制作しているレジュメをやや簡単に作りかえることで対応できそうで、これなら早い時期からの適性指導が可能になり、小3や小4の英才指導が具体的に見えてきつつあります。
 桜修館の応募者が増えている模様です。確実に去年よりは難化すると思われます。当日の携帯品にコンパスが指定されていますが、実際に使用することになるのか、使用するとして、作図のレベルはどうか、など気になることもあります。
 いずれにしても、合否の分かれ目は、結局「算数力」というところに帰着するのではないかと思っています。
 適性検査というのは、その実質は「知能検査」に近いのではないか、その意味でも算数に強い子が合格するということになりそうである。
 今日ももちろん指導日です。
 
竹の会
 i-タウンページ
この記事についてブログを書く
« 竹の会を知らないのは損、信... | トップ | 自信家ほど失速し易い »