◎都立入試終わる!
2月23日(水), 都立入試が無事終わりました。子どもたちの自己採点結果を聞いて, とにかくV模擬の合格基準総合得点(BC判定ライン)は, 越えているようで, 完全には安心はできませんが, 3月1日の合格発表の日をドキドキですが, 待つこととしました。受験生のみなさん, ご苦労さまでした。
これで竹の会の入試全日程を終えることができました。
◎模擬試験のこと
都立中高一貫校の受検では, とにかく子どもたちに模擬試験を受けるように促しました。東大附属のように実技試験を課すところでは, 模擬試験の合格判定もあまりあてにはなりませんが, 適性検査(という名の学力試験)には, かなり有効です。といいますのは, 竹の会のすべての過去の合格者たちはすべてどこかの模擬試験で合格判定を得ているからです。
19年の区立九段合格者は, 日能研でA判定でしたし, 翌20年の桜修館合格者は, 大原予備校で合格の判定でした。22年の桜修館合格者は日能研, 23年の桜修館合格者も日能研で合格判定を得ています。22年の両国合格者については, 実は口頭報告のみで結果資料を見たことは一度もありません。
23年つまり本年の小石川合格者は, 小石川・武蔵の登竜門と言われる早稲田進学会の模擬試験を3回は受けています。私の手元には3回分の資料コピーがありますから。小石川合格者はその模擬試験で優秀者として名前が載っています。順位は1ケタです。
ところで不合格者というのは, 模擬を受けないか, 受けても合格判定はとれていない。こと都立一貫校選抜では, 模擬試験はかなりの確度で有効ということが判明しています。
これが私立中受験だと必ずしも模擬試験の判定通りにはならないこともあるようです。もちろん偏差値という客観的な数値で子どもたちの学力の位置を測るということはかなりに有効です。ただ竹の会の私立中合格者というのは, 実は日能研などの大手の実施する模擬試験ではあまりいい成績をとれていないようです。合格者の親御さんの報告では, 模試では一度も合格基準偏差値をとったことがなく, 合格してびっくりしたという方がよくいます。かつて立教池袋に合格した子は, 12月の日能研模試で合格基準には達していなかったと思います。なにしろ小6の夏に急に受験したいとい言い出したくらいですから, いいはずもないのですが。
かつて早稲田実業高等部に合格したS君は, 当時まだ実施されていた代ゼミの全国模試で優秀者として名前が載りました。同じ年に日大二高(高校偏差値はかなり高い)に合格したNさんの代ゼミ模試の判定は, 50%だったと思います。彼女は冬期と1月の勉強で合格してしまいますが, なんと入学後の全日大附属高校の統一テストで総合7番の成績をとっています。竹の会恐るべしです。
当時の高校受験は, 今のV模擬やW合格模擬の業者テストが, 各中学で実施されていた時代です。中学の先生が, 生徒のデータを専有していた時代です。そのため竹の会では, 代ゼミなどの模試に団体参加していました。合否判定は専ら過去問でやりました。過去問による合否判定は, 思わぬ失敗があります。それは不正直な子どもたちのいることです。過去問は書店で手に入りますから, 子どもたちには家でやっていることがあり, つまり一度やった過去問を塾でやりいい点をとって, 真実を隠すという生徒がいるわけです。こういう不正直な生徒は本番で必ず失敗します。私の判断も正直でない子には無力でした。
業者テストの弱点は, 難関私立の判定には全く役に立たないことです。問題が易し過ぎて90点以上が多数出るような模試では, 難関私立の差は出てきません。近年は, 業者テストも都立と私立で分けていますが, それでも私立模試は易しいのではないかと疑念をもっています。
とにかく, 高校受験の都立入試では業者テストはかなりに有効でした。
近年は, 独自問題を課す高偏差値都立が増えました。そういうところでは, やはり業者テストは使えなかったと思います。E判定で都立青山に合格した生徒もいました。
最近は, 業者テストも独自問題模試で対応していますので, 改善したと思いますが。
私立中・高では模試の結果がそれほどよくなくても合格することはよくありますが, 公立系の試験では, 模試の信頼度は高いといえます。
2月23日(水), 都立入試が無事終わりました。子どもたちの自己採点結果を聞いて, とにかくV模擬の合格基準総合得点(BC判定ライン)は, 越えているようで, 完全には安心はできませんが, 3月1日の合格発表の日をドキドキですが, 待つこととしました。受験生のみなさん, ご苦労さまでした。
これで竹の会の入試全日程を終えることができました。
◎模擬試験のこと
都立中高一貫校の受検では, とにかく子どもたちに模擬試験を受けるように促しました。東大附属のように実技試験を課すところでは, 模擬試験の合格判定もあまりあてにはなりませんが, 適性検査(という名の学力試験)には, かなり有効です。といいますのは, 竹の会のすべての過去の合格者たちはすべてどこかの模擬試験で合格判定を得ているからです。
19年の区立九段合格者は, 日能研でA判定でしたし, 翌20年の桜修館合格者は, 大原予備校で合格の判定でした。22年の桜修館合格者は日能研, 23年の桜修館合格者も日能研で合格判定を得ています。22年の両国合格者については, 実は口頭報告のみで結果資料を見たことは一度もありません。
23年つまり本年の小石川合格者は, 小石川・武蔵の登竜門と言われる早稲田進学会の模擬試験を3回は受けています。私の手元には3回分の資料コピーがありますから。小石川合格者はその模擬試験で優秀者として名前が載っています。順位は1ケタです。
ところで不合格者というのは, 模擬を受けないか, 受けても合格判定はとれていない。こと都立一貫校選抜では, 模擬試験はかなりの確度で有効ということが判明しています。
これが私立中受験だと必ずしも模擬試験の判定通りにはならないこともあるようです。もちろん偏差値という客観的な数値で子どもたちの学力の位置を測るということはかなりに有効です。ただ竹の会の私立中合格者というのは, 実は日能研などの大手の実施する模擬試験ではあまりいい成績をとれていないようです。合格者の親御さんの報告では, 模試では一度も合格基準偏差値をとったことがなく, 合格してびっくりしたという方がよくいます。かつて立教池袋に合格した子は, 12月の日能研模試で合格基準には達していなかったと思います。なにしろ小6の夏に急に受験したいとい言い出したくらいですから, いいはずもないのですが。
かつて早稲田実業高等部に合格したS君は, 当時まだ実施されていた代ゼミの全国模試で優秀者として名前が載りました。同じ年に日大二高(高校偏差値はかなり高い)に合格したNさんの代ゼミ模試の判定は, 50%だったと思います。彼女は冬期と1月の勉強で合格してしまいますが, なんと入学後の全日大附属高校の統一テストで総合7番の成績をとっています。竹の会恐るべしです。
当時の高校受験は, 今のV模擬やW合格模擬の業者テストが, 各中学で実施されていた時代です。中学の先生が, 生徒のデータを専有していた時代です。そのため竹の会では, 代ゼミなどの模試に団体参加していました。合否判定は専ら過去問でやりました。過去問による合否判定は, 思わぬ失敗があります。それは不正直な子どもたちのいることです。過去問は書店で手に入りますから, 子どもたちには家でやっていることがあり, つまり一度やった過去問を塾でやりいい点をとって, 真実を隠すという生徒がいるわけです。こういう不正直な生徒は本番で必ず失敗します。私の判断も正直でない子には無力でした。
業者テストの弱点は, 難関私立の判定には全く役に立たないことです。問題が易し過ぎて90点以上が多数出るような模試では, 難関私立の差は出てきません。近年は, 業者テストも都立と私立で分けていますが, それでも私立模試は易しいのではないかと疑念をもっています。
とにかく, 高校受験の都立入試では業者テストはかなりに有効でした。
近年は, 独自問題を課す高偏差値都立が増えました。そういうところでは, やはり業者テストは使えなかったと思います。E判定で都立青山に合格した生徒もいました。
最近は, 業者テストも独自問題模試で対応していますので, 改善したと思いますが。
私立中・高では模試の結果がそれほどよくなくても合格することはよくありますが, 公立系の試験では, 模試の信頼度は高いといえます。