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本の紹介 心の癖を変えて

2020-01-14 20:28:23 | 本の紹介
ヒマラヤ聖者のシンプルな知恵
心の癖を変えて幸せに生きる
相川圭子


ヒマラヤで修行した筆者。
神は自分の心の中にいる。
また、それ以外の神の存在も肯定している。
ヒンズー教の発想に近いかも。
インドの宗教である仏教も、ある面ではヒンズー教と親戚なのかも。
人を傷つけない、嘘をつかない、嫌な感じの態度をしない、
嫌だと思うこともしない、物を無駄にしない。
という記述からもうかがえる。

こと瞑想ということに限れば
両方の教えは共通点があるのではないか?
書の大部分の記述に賛同は得られなくても、
共感できる記述は参考にできる。

欲望は成し遂げられることによって、
なくなるものではなく、減るものでもありません。
それを手に入れた瞬間だけ満足して、
次の瞬間、心はもっと違うもので満足したいと思うんです。

カルマによって、人は運命が決められている。
カルマから自由になればよい。

心の執着に気づきましょう
幸せになろうと様々なものに執着し、そこに囚われます。
ある人は買い物をしますが、
ゴミが増えているだけだったりします。
習い事をしてみますが続けられず飽きてしまいます。
凝りすぎる人は気が付いた時は
ものすごい散財になっていたりする。
心の癖に気づく必要がある。

功徳を積むことも大事。
自分からよいエネルギーを出す。
力の弱い人を守り、親切や力を与える。
よい行為を行うとよい結果が返ってきます。

断捨離という言葉はヨガから来ている。
不要なものを捨てることによって、
ものへの執着から解放され、
身近で快適な人生を手に入れる。という意味。

瞑想をすることにより、内側から心の豊かさがでる。

心が落ち着かないときこそ、内面を見つめるようにしましょう。
1つの思想にそまりきると、立ち止って何のため?
と考える癖をつけましょう。

執着を手放して自由になる。
そのためには、(結論としては)瞑想をするとよい。

(後半では瞑想の大切さ、効果が述べられているが割愛)

以上
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